クラッチレリーズオイルシール交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
SSTRに今年も参加します。
それに向けて冬眠から隼さんを起こしていきます。
バッテリー上がりはまあ当然として充電して様子を見ましょう。
とりあえずクルマからジャンプケーブルでエンジンをかけます。
クラッチレバーを握らないとセルは回らん構造なのでやってみると妙に手応えがないスカスカです。
リザーブタンクを開けるとフルードが空です、あちゃー漏れてますね。
カウルを外してフルードのラインをチェックしましたが、特に異常なし、これはレリーズから抜けたと考えてまず間違いない。
写真の左側にちょっと見えているのがレリーズのシリンダーです、下側がちょっとオイリーですね。
こいつを分解するためにはチェーンカバーを外す必要があります、というかシリンダーはチェーンカバーに取り付けられています。
チェーンカバーを外すためにスピードセンサー、サイドスタンドスイッチ、シフトリンクを外します。
この写真は元どおり組む際の参考に撮りました。
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この後の作業はフルードまみれになって写真どころじゃなかったので飛んでます。
手順としては左側のカウルを外し、クーラントタンクを外し、スピードセンサーを外し、サイドスタンドスイッチを外し、シフトリンクを外し、バンジョーボルトを外し、ホースを外し、エア抜きニップルを外し、クラッチレリーズの固定ボルトをちょっと緩め、チェーンカバーを外します。
8ミリのメガネレンチ、ソケットレンチ、+ドライバー等を使用します。
今回はフルードが抜けていたのでホースを外しても僅かな量しか漏れませんでしたが、通常の場合は先にフルードを抜いた方が良いです。
チェーンカバーを外してクラッチレリーズを外します、うわぁチェーンオイルのカスや泥等でスラッジ状になった汚れでドロドロです。
掃除して外したレリーズの縁をゴムハンマーでコンコン軽く叩くとピストンが出てきます。
でピストンのシールがこれ、右が古い方で左が新品です。
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サイド側からはこんな感じ、一見さほど痛んでないような感じですが、触ると明らかにわかります、古い方が硬化していてよく見たらヒビのような傷があります。
スズキではこのシールをカップと言っているようです、部品代は150円くらい、近所のバイク屋で注文2日後に届きました。
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レリーズのシリンダーの内側も何やらカスがこびり付いているので磨きます、こういう場合私はボンスターとかのスチールウールを愛用しています。
ペーパーより落ちがよく、部品を削り過ぎないので好きなんですが、鉄のクズが出るので、最後にパーツクリーナ等で洗い流しましょう。
あとは元どおり組むだけですが、組立したらフルードを入れます。
今回はこのワンウェイバルブ付きのホースを使用してみました、アマゾン様で800円也。
これはいいです、エア抜きが非常に楽です、リザーブタンク内が空にならないように気をつけてさえいれば、レバーをニギニギしてるだけでいいのです。
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