S2000とCR-Z。どちらもホンダというメーカーのやる気の表れだと思います。
CR-Zを購入当初は、やはりS2000と比べてしまい、動力性能やエンジンの官能度、車格だけを意識してしまっていましたが、今思えばそれは当を得ていない思いだったのかも知れません。
車というのはキャラクターというものがあり、S2000にあってCR-Zにはないもの、そして逆にCR-ZにあってS2000にはないものもあると思います。
単純に車格だけを比べても、それは必ずしも=満足度とはなりません。一長一短というものとも何か違う。
車にはそれぞれに、その車のアイデンティティがあり、開発陣の想いや拘りもあ
る。
例えば、エクステリアだけを取れば自分はS2000の方が好みで今だに格好イイと思っていますが、インテリアに目を向けるとまた別の思いがあり 、CR-Zの方が好みだったりします。
全てに完璧という車を自分で見つけ、その車を自分で所有するという事は、誤解を恐れずに言えば「不可能」だとの思いを持ちます。
そんな中からする車選びは、その時々の自分の価値観の反映でもあり、時には家族を思う故の自己犠牲でもあり…
何分、文才がないので纏まりがなく散文になってしまいましたが、端的に言えば、
「自分が決めて購入した車」=「自分が誇れる車」だと思います。そうでないと選ばれた車が可哀想。車は工業製品と言われればそれまでですが、車から選ばれる人間(自分)でも在りたいという思いを同時に持ちました。
Posted at 2020/06/30 23:41:12 | |
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