純正シートヒーターをフルバケに移植
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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冬場のオープン時にもフルバケで暖がとれるよう、純正シートヒーターを移植することにしました。
RSの純正RECAROから外すのも勿体無いので、純正パーツをディーラーで注文しました。
コレがそのパーツ。
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箱を開けると、こちらは背面部ですね。
シートヒーターの熱線が欲しかっただけなのですが、ASSYごとのパーツとなる様です。
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こちらは座面部。
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先ずは座面部から作業していきます。
純正シートから、熱線シートをペリペリと剥がしていきます。
材質はフェルトで中に熱線が通っています。
両面テープで貼り付けてあるだけなので、簡単に剥がせます。
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フルバケの座面クッションを持ってきました。
合わせてみると、腰部の部分ですかね?それだけ余る感じです。
スポンジを包むようにしてクッションの中にコードごと入れ込みます。
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座面クッションのスポンジにシートヒーターを包んでしまうので、コード取り出し用の穴を開けます。
このコードはフルバケの股下ベルトホールからシート下へ下すようにします。
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フルバケの背面部のクッションです。
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同様に熱線シートと合わせてみました。
こちらは大きさが合いそうです。
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しかし、問題が…
背面部は二つのクッションで構成されていて、真ん中が縫い閉じられています。
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裁縫セットから目打ちを持ってきて、糸をほどいています。
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糸をほどいて、一枚ものにした後、クッションカバーの中に熱線シートを潜り込ませます。
コードはクッション下側から出して、座面クッションと同様に、股下ベルトホールからシート下へ取り出します。
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これは純正シートの下側です。
左側に伸びているコードの先のカプラーが集合カプラーです。
サイドエアバッグ、シートベルトセンサー、シートスピーカー、シートヒーター(3本)が、この集合カプラーに挿さります。
本来は写真左上のステーに差し込んであります。
右側に見えている黒いボックス状の物がシートヒーターユニットです。
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コイツがシートヒーターユニットです。
フルバケ側に移植します。
ビスで留めてあるだけですので、ビスを緩めて外します。
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シートヒーターユニットのビスは、無くさないように純正シートに戻しておきました。
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フルバケ側のシート下の写真です。
シートヒーターを仕込んだ背面、座面クッションをセットして、座面にあるベルトホールからコネクターコードを通してきます。
背面、座面のコネクターのカプラーを繋いでいきます。
ここで背面と座面のコネクターが一つになります。
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一つになったコネクターをさらに写真の白コネクターにカプラーオン。
右側の黒いカプラーはシートヒーターユニットに挿さるヤツです。
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引きの写真です。
黒いカプラーはシートヒーターユニットに挿さり、その先は3つのカプラーに分かれています。
これらはシート下の集合カプラーに挿さります。
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黒いカプラーをシートヒーターユニットに挿します。
右側に伸びているカプラーが集合カプラーに挿さるカプラーです。
3本あります。
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付け外しの作業がしやすいように、集合カプラーの位置を探ります。
シートヒーターコードの長さに制限があるので、自由自在とはいかないですが、シートヒーターユニットはシートレールにタイラップで固定し、シート前側か後側に純正カプラーを持ってくるようにしました。
シートを低い位置に取付けすると、配線類が通らないため、ほどほどの高さに調整しましょう。
※うちは高目の位置にせざるを得ませんでした🥲
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車体側の集合カプラーとシート側の集合カプラーを挿し、シートを戻して完了です。
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純正シートヒーターのスイッチを入れて、試運転します。
温かくなれば大丈夫かと。
クッションスポンジとカバーの厚みやシートヒーターの設置位置も関係しますが、「弱」にしてても純正シートより温かいです。
※熱いです。
こまめに入切すると良いかと思います。
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