AF計取り付け
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
フルタービン&LINK化の準備を進めてましたが
いきなりタービン入れてセッティング取るより
まずは純正ECUがどのような空燃比で動かしているか知見を深めてみては?と教えを頂いたので
実践してみたいと思います。
いろいろあるAF計の選定ですが、
LINK化した時CANが使えるAEMにしました。
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まずはセンサーを取付します。
フロントパイプを取り外してボス溶接頼むのも億劫なので純正O2センサーと入れ替える事にします。
しかしこの時代のトヨタはフランジ式のO2センサーなのでM18x1.5の社外O2センサーはそのまま付けれません。
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なのでヤフオクで変換プレートを購入し純正O2センサーと入れ替えました。
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取り外した純正O2センサーの代わりに
AF計の信号を純正ECUに入力します。
しかし
純正O2はナローバンドで空燃比が14.7付近でのみ電圧が1~0Vで変化しますが
AEM等のAF計はワイドバンドで空燃比が8~20あたりを0~5Vでリニアに変化します。
なのでそのまま純正ECUに入力する事ができません。
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AEMではなくINNOVATEを買えばナローバンド信号出力できそのまま純正ECUに入力できますが
前述の通りLINK化した時にCANが使えない。。。
なのでワイドバンド→ナローバンド変換を作る事にしました。
まずは
Arduino Nano互換品を300円くらいで購入。
この用途にしか使わないので最低限の配線を接続。
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今回初めてArduinoを触るのでリファレンスや先駆者のスケッチを見て勉強しつつスケッチを作成。
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で車両に取り付け。AF計の電源はECU電源と別で引く必要がありますが、同時作業で取り外したトラコンのリレーと配線を流用しました。
また純正O2のヒーター配線にも適当な抵抗を咬ませてチェックランプが点かないようにしてます。
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そしてエンジン始動。ワイドバンドセンサーはナローバンドセンサーより湿気に弱い為、ONのまま少し置いてヒーティングがある程度進んでからクランキングします。
ここで問題発生。
暖気が終了してもAF計は11付近で凄く濃い状態。
色々調べたらAEMのアナログ出力のマイナスを接続してないのが原因でした。
(入力側マイナスが無い場合はアースに落とせと書いてました)
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問題その2。
暖気後の再始動でどんどん薄くなってエンストしそうになりました。
こちらはセンサーがまだヒーティングしてる時は0.5Vより下を出力するようで、
Arduinoで変換すると濃い状態になり純正ECUのフィードバックで薄まっていくのが原因でした。
こちらは例外処理を追加して薄・濃・薄・濃と交互に出力するようにして
センサーが温まるまで空燃比が大きくズレないようにしました。
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これにて一件落着?。今のところ問題なく動いています。
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