今年の1月に強化クラッチを導入しましたが、6月ぐらいから、
・クラッチの繋がる位置が妙に奥になる
・クラッチペダルを踏んだあと、ワンテンポ遅れて戻る、または戻らない
(つま先をペダルの裏に入れて強引に戻しました(汗))
・1速、またはリバースに入らないあるいはやたらと渋い
といった症状が、時々出てくるようになりました。
レリーズベアリングから右上に伸びているフルードライン(樹脂製)からの漏れを心配しましたが、ミッション・エンジンの接合部からの漏れはなく、リザーバータンクの量も満タンなので、場所特定はできないにしても、フルードの漏れではないようです。
なお、レリーズベアリングは一部樹脂製のため、強化クラッチだと漏れが発生する事例があるようです。対策としてゴルフ5、6世代で使っていた全金属製のレリーズベアリングを使用する手があるとのことです(P/N:0A5141671P)
そこで、半年後には車検ということで、ちょっと早いですがフルードの入替とエア抜きをディーラーでお願いしました。
しかしながら、症状は改善せず。
妻から早急の対策を指示されたため(突然ギア入らなくなったり、クラッチペダル戻ってこなくなるのは怖いですからね)、タナカオートサービスさんに相談したところ、症状からマスターシリンダーが怪しいのではないか、とアドバイスを頂き(タナカさんは忙しかったため、残念ながら作業は受けていただけず)、再度ディラーに行ったところ、クラッチマスターシリンダーは国内在庫なし(MT車用の部品は基本在庫していないようです)、との悲しい回答。しかも交換費用は6万超と中々のお値段。
結局アメリカより取り寄せ、先週交換完了しました。結果は当たりで、症状は無事改善されました。下記画像が外したマスターシリンダーになります。
P/Nは5Q0721388Gで、交換したマスターシリンダーはリビジョンがJに変更されていました。何らかの対策品だといいのですが。
何にせよ、レリーズでなくて本当に助かりました。ミッションの再脱着なんて悪夢ですからね。
ブログ一覧 |
メンテナンス | クルマ
Posted at
2021/08/08 22:34:07