オイルフィラーキャップ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
EA888の持病?のオイルフィラーキャップからのオイル滲みですが、昨年の10月に発覚し、ディーラーからの指示はパーツクリーナーで拭いて様子を見てほしいとのことでしたが、1月末時点で再発していることを確認しました。
2
このようなケースの場合、タイミングチェーン上部カバーとフィラーキャップを交換するケース(初期の7GTI、Rに多いようです)と、フィラーキャップのみ交換の対応があるようですが、私の愛機は対策済みのチェーンカバー(カバーに角が出っ張っている部分がある P/N:06K103269F)なのでフィラーキャップ交換となります。が、フィラーキャップを交換しても再発するケースが散見されます。
3
こちらがフィラーキャップの裏側。P/N:06K103485A となります。ゴルフ7でフィラーキャップ交換だと、こちらが取り付けられます。が、海外のフォーラム等から情報を得た上で、リビジョン違いのフィラーキャップが存在することを知りました。
4
それがこちら。P/N:06K103485Cとなります。ネジ部分が黄色いのですぐ区別できます。ゴルフ7.5やアルテオンはこちらが最初から使用されているかもしれません。こちらを使うことで、オイル滲みが解消された!という情報がありましたので、ダメ元でディーラーにお願いしたところ、特別に取り寄せていただきました(どこのディーラーでも同様の対応をしてもらえるかは保証できませんので悪しからず)。
ただし、このフィラーキャップでオイル滲みが解消されるかは当分様子を見なければなりません。なぜなら、、、
5
1番シリンダーのバルブカバー前面や、
6
バルブカバー後面全体のガスケット周辺にもオイルが滲んでいたからです。ディーラーの見解では、フィラーキャップからの滲みが伝わっていったのでは?との見解でしたが、仮にクランクケースの内圧上昇によるフィラーキャップやバルブカバーガスケットからオイルが滲んでいたとしたら、クランクシャフトシールからの滲みもありえます。
特に、フィラーキャップに改良が施されてシール性が上がっていたとしたら、クランクケース内圧はさらに上がるはずなので。
7
バルブカバー後面の滲みはフィラーキャップから伝わっても不思議ではありませんが、前面は距離的にあり得ないと思います。
写真は(1番シリンダーの後面)
ということで、夏ぐらいまで様子を見て、今後の対応を決めるということになりました。保証期間中に起きた事象ですが、一連の事象として保証対応してもらえるかは不明です。
ひょっとしたらPCVに不具合が生じているのかもしれません。(ちょい乗りも多いのでブローバイガスも多いはず)
どちらにせよ、決着がついたらオイルキャッチタンクを装着することを決意しました。
リアメインシールからもオイルが漏れてミッションを降ろさなければならかったりしないことを祈るばかりです。(保証で済むなら、強化クラッチと強化シール導入のチャンスでもありますが)
8
交換後、5000km以上走行しましたが、オイル滲みは再発しておりません。
バルブカバー周辺もオイル滲み見られず、対策として有効と思われます。(2020年5月末追記)
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( ゴルフ7R の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク