早いもので気が付けばあの出会いから1年、去年の9月よりブレイドマスター乗りになりましたが、結果から言えば本当に良い出会いだったと思います。
1年前私は次期購入車両を物色しておりました。
使用頻度の大半は、往復60キロ越えの通勤がメインとなり、快適性、そこそこの動力性能、それと冬季めったに降らないのですが、万が一の雪道も走行できるということで、昔みたいに2台持ちができたころなら1台はスポーツカーでということも可能でしたけど、今は基本1台ですべてをまかなう必要があります。
人を乗せることも少ないので、ミニバン系は候補には入らず、流行りのSUV系もチョット心がなびかず、車高が低く定員の少ないスポーツカー系では1台で全てをこなすには厳しい一面もあり、最終的にセダン系或いはホットハッチ系から物色することになりました。
はじめはセダン系を考えましたので、ランエボやインプレッサが良いなとも思いましたけど、人気のある車種なので相場的には高めです。
それならと今時不人気なレジェンドとか、割安感のあるセダンも考えてみたもののどこかしっくりきません。
できればマニュアルということで、ホットハッチから車種を絞ることにしました。
候補としてはBセグのスイフトスポーツ、コルトラリーアート、シトロエンDS3、ポロGTi、これらでしたら珠数も豊富ですし、選択肢もいろいろありそうです。
ひとつ大きめのCセグでしたら、第一候補はアクセラスポーツマツダスピードで、FF2.3ターボにマニュアルというちょっとじゃじゃ馬的なところが好みです。
アクセラスポーツと同じプラットフォームのフォードフォーカスも好きですが、正規輸入されていたStではなく、RSなら文句なしであるもののとっても高価で珠数も極わずかです。
このクラスの定番のゴルフGTiもいいと思いましたが、当たり前すぎるということで変人の私には何か物足りません。
同じゴルフでもV6 3.2を積んだRの方がなぜか惹かれましたし、同じ系統のアウディーA3のV6 3.2も面白そうですし、アルファ147GTAもV6 3.2積んでいて面白そうですし、BMW130もFRだし楽しそうと、日々妄想が膨らんでいました。
そんなCセグの3.0以上の括りで検索してた時に、初めてブレイドマスターの存在を知ったのです。
はじめはトヨタ車という偏見もあり、デザインもビッツの大きいやつみたいですし、V6 3.5以外に何があるのという感じで、相場的には安めであったものの誰がこんなもの買うんだとさえ思ったほどです。
しかしちょっと調べてみると、当然ですが不人気車だったようでこのクラスとしては生産台数も少なく、3.5のマスターとなればさらに少ないようです。
確かに車格やデザイン、ブランド力などで考えた場合、周囲からはオーリスなどと同じただのコンパクトカーにしか見えませんから、自慢のネタにもなりませんので、車を自分のステータス性の一部と考える意識高い系の方々にも見向きもされません。
当然ながらネットの書き込みは酷評が目立ちます。
そんな去年の夏たまたま見ていたサイトで、運命の出会いがあったのです。
これらの画像は当時掲載されていたものです。
生産終了から7年も経っていたにもかかわらず、かなりの低走行距離。
カラーも一番好きなダークブルーだったこともあり、週末見に行くと直ぐにお店に連絡したのです。
電車に揺られお店に着くと、そこで運命の出会いとなったのです。
ちょっと汚れてはいたものの室内はまだ新車の香りがするほど。
都内の街中でしたが試乗もさせてもらい、そのままご契約となったのです。
年間走行距離1000キロ程で、毎年ディーラーで整備もきちんと受けていたワンオーナー車でした。
はじめはそこそこパワーはあるけど今一ピンとこない乗り味でしたが、フロアーの補強や、ボディーや足回り周辺の補強などを進めた結果、ステアフィールもかなり信頼性が向上してきました。
この一年で色々と手を加えてきましたが、これからも少しずつ手を加えながら大切に乗り続けていきます。
Posted at 2019/08/15 23:54:02 | |
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