先日前回の給油から400km走ってから給油し、その翌日、奥日光まで高速ドライブ約257kmを含む 391kmほどの日帰りドライブ(奥日光湯川での釣りです)をしてきました。距離がだいたい同等で、ドライブコンディションが異なる状況でのドライブとなりましたので、ヤリスクロスハイブリッド E-Fourの燃費についてちょっと考察してみたいと思います。
燃費記録でも紹介したのですが、今回の給油前の走行では、高速走行と郊外走行の比率がそれぞれ25%程度、街中走行が約50%でちょうど400km走って、その燃費は、満タン法で今まで最高の
24.30 km/L となりました。
それに対して、奥日光までのドライブ記録(往復、コンビニ立寄りなど全てを含む)は、「MY TOYOTA」アプリによると…
・
走行距離 391km ・平均燃費 26.4km/ℓ
と、あります。走行路の比率を考えると、高速走行が約65%で、残りはほぼほぼ郊外や山の峠道などになり、一見高速には弱いヤリクロの燃費の定説を覆すように思えます。
ただし、このアプリの燃費は満タン法とは異なりますので、単純な比較にはなりません。そこで、まず過去2回の給油(5月13日と6月9日)による実燃費と、アプリによる2か月分(4月と5月)の月別走行データから求めた燃費から、その差異率を求めてみることにしました。(実際の走行状態は完全一致しませんが、同時期の差異率なら傾向が読み解けると思います。)
・5/13給油と6/7給油を合わせた満タン法による実燃費
(652km+400km) ÷ (29.31ℓ+16.46ℓ)=22.89km/ℓ
・MY TOYOTAによる4月と5月の走行・燃費記録
4月の走行距離、燃費:431km、24.0km/ℓ⇒ 推定燃料量:17.96ℓ
5月の走行距離、燃費:661km、26.0km/ℓ⇒ 推定燃料量:25.73ℓ
4月と5月の総燃費:
(431km+661km) ÷ (17.96ℓ+25.73ℓ)=25.18km/ℓ
・アプリとの差異率:22.89÷25.18=
91.3%
と、実燃費は、アプリで提示される燃費の91.3%となりました。
ということで、この差異率を使った今回のドライブの実燃費は…、
・26.4x0.913=
24.10km/ℓ
となり、前回給油時の満タン法燃費の24.30 km/ℓとほぼ変わらないことが判りました。つまり、この数値だけを見ると、同等距離において、高速走行を多くしても必ずしも燃費は悪くならないという結果になりました。実際、冒頭の写真を見ても、走行距離(私は給油時にA/Bを切り替えてリセットします)と残距離、燃料メーターの針の位置など、ほぼ同じになっています。
もちろん、個別のドライブだけでは、一概に高速・郊外・街中という枠に当てはめられない部分があることは否めません。例えば、今回、往路で登り傾斜の多い郊外路(国道120号線 ロマンチック街道)では、しばらく路線バスの後ろに着く羽目になり、街中のような低速での走行を余儀なくされましたし、帰路の高速では一部渋滞もありました。これらが燃費へ影響を及ぼした可能性もあります。
今回は、結局良く解らない結果となりました。燃費は、ドライバーの「癖」も含めて様々な要因が影響を及ぼすので、一概にこうすれば良くなるとは言い切れないのかもしれませんね(汗)。
※ ちなみに今回使ったアプリ燃費との差異率ですが、過去のデータを全て使っても91.1%となり、今回の結果とあまり違いはありませんでした。
Posted at 2022/06/14 13:47:52 | |
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