NANKANG NS-25 185/55R16  

市街地と郊外を80kmほど走ってみました。
（市街地：郊外=4：6程度）

まず、少なくとも公道で使用している限りでは、アジアンタイヤについて以前言われていたような「安かろう悪かろう」という感じは全くありませんね。
走っていて怖い感じなどは全然ありません。

新品なので当然かもしれませんが、トレッド面が柔らかい感じがします。
というか、今まで使ってたのがどれだけ劣化して硬くなってたのかを思い知らされました。
特にちょっとザラついた路面を通ったときの音や感触は顕著に差を感じますし、全体的な静粛性もなかなかのものです。

国内メーカーの1/2～2/3程度の価格でこれなら充分満足できると思います。
なお、XL規格のため空気圧を規定値よりも高めに設定する必要がありますが、バレーノの場合はフロント290kPa・リヤ260kPaになる（はず）です。
これだけ空気圧高くしたら跳ねるんじゃないかと思いましたが、意外とそんなこともないようです。

ただ、サイドウォールの見た目はイマイチですね…。
なんだかパッとしないｗ

2024/05/05　追記
高速を含めて350kmほど走ってきました。
やはり柔らかさは感じますが、かといって不安になるようなフニャフニャ具合ではありません。
また、先述のようにフロントは290kPaとかなりの高圧ですが、変に跳ねたりすることもなくきちんとグリップしている感じです。

追い越し時など100km/h以上で走っても変な振動や音が出るようなこともなく、特に路面状況のいい道だと本当に静かで乗り心地もいいですね。
コスパは満点ではないでしょうか。

まぁこのNS-25はアジアンタイヤとしては高額な部類に入る製品のため一括りにはできないと思いますし、REGNOとかのプレミアムクラスで比較するとまた感想は変わってくるんでしょうけど、殆どの方にとってアジアンタイヤは十分選択肢たり得るなと感じました。