生存報告2022

　生きてます。
　今年は家族、私自身いろいろありまして、危うく生存報告が出来なくなる可能性があった1年でした。
　実は、私夏に勤務中に体調が悪くなり救急車で搬送されまして、そのまま入院になりました。症状としては急激に襲われる吐き気から始まる言語障害。呂律が回りづらい、言いたい言葉と口からでる言葉が違うなど自分でもこれはヤバイやつだと思ってました。
　病院でいろいろ検査を受けた結果、脳梗塞と診断されました。まあ、思ったとおりでした。先生の話では点滴で薬を入れて一週間の入院との事。妻に連絡して入院手続きをすませひと段落と思ってました。この時は。
　数時間後、徐々に体調の悪化を感じ始めます。体調というか、言葉や記憶ですか。漢字、カタカナ、数字などが分からなくなっていきました。人の名前など確認した次の瞬間に忘れるというか、使われている文字が理解できない。数字は順番が分からなかったり、途中が抜けてしまう。翌日には自分の生年月日を言えない状態でした。
　入院2日目の検査。
　容態悪化を確認。知らない間にオペ室搬送。
　緊急オペ。シャツやパンツをハサミで切られる。
　4時間後終了。この間記憶は曖昧。手術後妻に会えましたが、妻の名前が言えず。
　翌日バイタルチェック、ドクター回診、CT.MRI検査を終え一般病棟へ。その後しばらく入院となりました。幸い身体には大きな麻痺は残りませんでしたが、軽い言語障害は残りました。こればかりは日常生活で慣らしていくしかないですね。
　入院中は脳、身体のリハビリを重ねて無事退院。自宅療養の後、現在は復職しております。夏の一番暑い時期に入院し、復職の頃は雪の気配を感じる頃でした。今は生年月日、家族の名前はちゃんといえますよ。
　皆さんは私みたいにならないよう、ご自愛ください。特に脳梗塞は時間との勝負ですから。では良いお年を！