(RN)エアコン・フィルターを外してみたら
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
エアコン・フィルターを装着して約8ヶ月なのですが、夏場の着霜事件のこともあり社外品フィルターが何か悪さをしていた可能性を確認する為に交換時期には早めでしたが外してみることにしました。
フィルター交換だけであれば、パーキングブレーキを外さなくても、ラチェット・ドライバーで作業出来ます。
2
フィルターカバーを外した状態。
フィルターの装着向きは正しいです。 ディーラーで装着してもらった物なので当然ですが。
3
ステラRNのエアコン・フィルターを自分で脱着するのは初めてだったのですが、外そうと触るとキツキツに入っていて動きません。
プレオ とは構造が違うから、こんなものなのかなぁ〜と自分の嫌な予感を否定しようとしていたら、取り出したフィルターを見てビックリ! 変形した状態で入ってました。
(°▽°)
4
再使用出来ない場合にと買ってあったDENSO製フィルターと比較するまでもなく、奥側が明らかに潰れています。
この状態では、変形部でケースとの隙間が開いている所はフィルターされないだけで済んでいますが、潰れてフィルターの目が詰まったしまった部分は風が殆ど通らなくなったと思われます。
あくまでも状況からの推察ですが、夏のエバポレーター着霜はフィルターの目が詰まった部位から発生して、車内が冷えてきてファンの速度を下げた為にエバポレーターの熱交換が減り氷が成長してエバポレーター全体が凍ったと考えます。
5
ディーラーで装着作業してもらったのに、何で変形してるのだろう? とDENSO製フィルターと触って比べてみると、付けていたフィルターだけは左右(装着時の奥側と手前側)に補強材が装着されていました。
DENSO製フィルターには、この補強材は付いていません。
装着されていたフィルターは、左右の補強材がケース入口部の入り辛い状態で押し込まれた際に変形してしまい、補強材が故にそのままの形状を保ったまま奥まで入ってしまったと思われます。
装着作業時に違和感はあったかもしれませんが、社外品の装着を頼んだのはコチラですし、幸いにコンプレッサーは壊れずに済んでいるので本件は終わりとします。
フィルターについては、このメーカーのは二度と使いません!
左右の補強材が無い、DENSO製 or DENSO製と同等で安いものを毎年探求して常用品を決めていきます。
エバポレーター表面の状態は、下部に僅かな汚れがある程度でした。 掃除が要るかもと思い長い竹ブラシを買っていたのですが出番はありませんでした。
6
DENSO製フィルターの装着前に、空気の流れる向きが指定されているので確認してからケースへ押し込みます。
ケースの入口が狭くて押し込む際にヒヤヒヤしましたが、ケースの中に納まるとキツさは無くなり指で押すと前後に少し動く感じです。
それでも心配なので、スマホのカメラを向けて懐中電灯で照らしながら奥を撮影して変形が起きてないから確認してみました。 画像で見えている範囲では変形していないようですし、キツさもないので大丈夫だと思います。
7
あとは、逆の手順で元に戻していきます。
フィルターの向きが正しいことを再確認してから蓋を閉めますが、フィルターが傾いている場合は指で直してからフィルター・カバーのガイドに嵌るようにして蓋をします。
8
ケースはネジを7ヶ所締めるのですが、1ヶ所をネジバカにしてしまった感じです。 orz
樹脂なのでネジを切り直せないし、今後の交換の度にネジがダメになっていったら、いずれ蓋が閉まらなくなる。
今後はプレオと同様に年1回、定期点検前に交換していきます。
59,223km
次回交換予定 2021年11月
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