(RN)ラジエター・キャップからの漏れ

始業点検で気になっていたこと。
リザーバータンクの液面が下がってきています。
ラジエターとラジエター・キャップを交換して1年と4ヶ月経っています。
漏れならば修理します。

リザーバータンクへのチューブとの接続部に滲みはありますが、微量です。

周辺を細かく見ていくと、キャップの後ろ側にクーラントが垂れた痕跡を発見。

ラジエター・キャップを外してみると、キャップとラジエターとの接触面に汚れがあり内圧の上昇にシールが耐えられずに圧力抜けが起きていたと結論づけました。
真夏日では冷却不足に陥りますのでオーバーヒートのリスクが高いため、真夏になる前に発見して良かったです。

今まで、ラジエター・キャップの交換は毎年 という推奨について懐疑的だったのですが、社外品ラジエターと社外品ラジエター・キャップとの組合せにおいては、シール性能の信頼性が低いのかもしれません。

早速、交換用のラジエター・キャップを通販で購入。
交換前に、ラジエターのシール面を綺麗にしておきます。
シールの安定性と交換後の滲み発生有無を分かりやすくする為です。

新しいラジエター・キャップを準備し、装着します。
外した前のPIAA製キャップ、シール面は見た目では劣化は分からないです。

新しいラジエター・キャップを装着。
純正互換品なので、設定圧力は同じです。

冷却性能について、設定圧力を高い物へ変えるというチューニングもあるそうですが、恐くて。
内圧が高くなると繰り返し加圧での疲労破壊リスクが高まるし、社外品ラジエターの耐圧限界なんて分からないですし。

クーラントが垂れていたところも忘れずに綺麗にしておきます。
(81,655km)