BEAT GARAGE ステンレスエキゾーストマニホールド  

オリジナルマフラーに合わせて購入と装着をしました。

まずは外観ですが全然太さが違います。
ステンレスでできていることはもちろんフランジについてもかなり拘っているようで厚み形状共にいい感じです。

正直、純正のエキマニが流石バブルカーと云った感じの素晴らしい作りですので正直パイプ径拡大する目的が主なコンセプトでしょうか。

マフラーの記事にあるように今回BGロムへの変更のみの純正状態からマフラーとエキマニの交換となりました。

こちらの記事では
変更前：純正マニ&純正マフラー
変更後：BGマニ&BGマフラー
という比較でレビューします。


▶︎アイドリング
アイドリング領域ではマフラーを変更した時程の変化はなく近隣住民フレンドリーな音量です

▶︎街乗り領域
マフラーのみ変えた時と低回転領域の音量/音質は大きな差は無いと思います。
ただ、トルクの付き方が変わったようで燃費はやはり悪化しました。
抜けが良くなったぶんその跳ね返りですね。
ただ、中回転（4500回転付近）からのトルク感が全く別物になりました。
正直660のエンジンなのでパワーも普通車と比べたら少ないですし車体も軽いので少しの差を感じやすいという点はあるかと思いますが明らかに変わりました。
事実そのまま引っ張りで登らない急坂がそのまま登るようになりましたので。

▶︎ワインディング/サーキット
正直、こんなに変わるとは思わなかったです。
これで触媒も変わったり触媒レスとなればもっと変わるんでしょう…
(ナンバー付きの通勤車なので触媒レスは無理ですが…)
マフラーを変えた時同様に高回転領域の変化が凄いです。
露骨にパンチが出ました。
音に関しても6000回転付近か音色が変化して純正ってなんだったんだって音色になります。
(正直めっちゃ好みです)

▶︎総評
Beatgarageの勧め通り
『マフラー&エキマニのセット交換』
こちらが適解のようですね。
費用と手間はそれなりにかかりますが私としては大満足です。
(何より見た目もかっこよくなりますから)
気になる方はマフラー同様、在庫と価格についてはBeatgarageへ相談がいいかと思います。


◾︎下記整備備忘録◾︎

装着についてはマフラーの記事にある通り1度断念しましたが工具を揃え何とか交換をしています。

交換についてざっと書いておきます。

まずはマフラーの取り外し、交換と同様にバンパーを取り外してマフラーにアクセスして取り外します。

次にエキマニの取り外しですが…ナットにアクセスするためには
・遮熱板
・触媒コンバータ
この2つを取り外してやる必要があります

私の場合は後述の通りエキマニの取り付けナット取り外しに苦労することはありませんでしたが…触媒コンバータの取り外しにかなり苦労しました。

３箇所で固定されていますが結構工具を選ぶのと私の場合は遮熱板のボルトナットが完全に遮熱板と一体化していましたので外すのを諦めています。
(遮熱板が外れれば作業性はいいと思います)

外すのを諦めたので作業性を確保する都合上遮熱板をプライヤーで変形させて工具が入るようにして作業しました。

ここで、固着したボルトを取り外すためにしたことを書いておきます。

方法1
Wakosのラスペネを振りかけて浸透するまで放置
※結果回らず方法2を試す

方法2
ラスペネが切れてしまったので仕方なく鈴木機工のベルハンマーゴールドを振りかけて浸透させたあとバーナーで炙る
※結果回らずネジの頭が軽く舐めてしまったため方法3を試す

方法３
いわゆるナットツイスターと呼ばれるソケットの噛みこみ歯に食い込ませて回す工具を使用して緩める
※方法2の後に工具調達のため2週間ほど放置しています

方法1から進め方法3でやっと緩みました。
正直コンバータ側のスタッドボルトが折れるのではないかとヒヤヒヤでしたが何とか外せました。

取り外しにあたって長めのスピンナーが必須工具でした。
(テコの力は偉大ですよ)

ちなみに取り付けの際は固着防止にスレッドコンパウンドの塗布をおすすめします。
可能であればボルト類も新調するのが間違いないかと

こちらに使用したケミカル類や工具を並べておきます

ナットツイスター
https://amzn.to/3OQAFbo

ラスペネ
https://amzn.to/3OAqYNb

ベルハンマー(上がスプレー 下が原液)
https://amzn.to/3DRz8LR
https://amzn.to/47wXfNy

スレッドコンパウンド（齧り防止剤）
https://amzn.to/3OUEtbV


という感じで触媒コンバータが外れました。
触媒コンバータが外れると少し知恵の輪っぽくなりますがエキマニ側遮熱板が外れるかと思いますのであとは固定されているボルトを取り外すだけです。

エキマニが外れたらガスケット等のゴミ残りを確認して取り付けましょう。

今回ボルト類とガスケットは全て新調しました。
少しお金はかかりますがあとの事を考えると先行投資になるかと思います。

取り付けについては逆の手順ですので割愛します。