VWR Catch Tank and Oil Management Kit取付け 追記
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
首を長くして待っていたオイルキャッチタンクが届いたので早速取り付けました。
取付けのイメトレは何度も繰り返したので要領と順序は問題ありません。
純正の各パーツが簡単に外れてくれたらスムーズに作業できるはずです。
取付けるパーツはRacingline製のキャッチタンク、PCVバルブ、ブリーザーホースがセットになっているものです。
とりあえず店を広げて準備
2
いつもの事ですが間をすっ飛ばして純正PCVバルブを外したところです。
この状態に至る過程で外すものと順序は
①イグニッションコイル2本
②吸気側に戻すブリーザーホース
③PCVバルブに繋がるゴムホース
④PCVバルブ
と言った感じです。順序は私がやりやすいと思った順序になってます。
多少コツがありますが普段からDIYしている方なら問題ないでしょう。
3
純正PCVバルブを外す際のコツというか注意点を一つだけ紹介しておきます。
PCVバルブを止めているボルトを緩めるのは簡単ですが全てのボルトを緩めても簡単には外れてくれません。(ちなみにボルトは完全に緩めてもバルブ本体からは抜けません。)
エンジンフックにバルブが当たってしまい持ち上がらないのです。
画像はエンジンフックを固定するボルトです。このボルトを緩めてフックが動くようにしておくとスムーズにバルブが外れます。奥まったところにあるので少し回し難いですがガチガチに締まっているわけではないので割と楽に回せると思います。
7.5GTIやRはこの位置にフックはないんですよね。
→訂正:同じ位置ですが形状が違い干渉しないということでした。
4
外した純正PCVバルブについているパッキンを再使用します。
交換するバルブは事前に組み立てが必要です。組立ての際はバッフルプレートの向きに注意が必要(この部分は省略しますがこのバッフルプレートがバルブの役割を果たすようです。オイルミストが逆流するのを防ぐ形状になっています。)
取り換えるPCVバルブにパッキンをはめ込みますがまず間違いなくエンジンに取り付ける際に下向きにするとパッキンが脱落します。
これは粘度の高いエンジンオイルを塗布するかワセリンやグリスを使いバルブ側にパッキンを粘着させると防げます。個人的にはワセリンがおすすめです。ロータリーエンジンを組む時にも大量のワセリンを使いますよね。(組んだ事ないけど)
5
タンクをエンジンマウントのボルトで共締めで取付けてからホースを取り回せば完了です。
ホースを取り回す時はイグニッションコイルを挿してから通す道筋を決めないと後で困る事になるので注意です。
ホースを締め込む時は工具かホース側を養生した方が良いです。
6
エンジンカバーを装着するとこんな感じです。
7.5GTIまたはRのエンジン用のパーツなので少しだけ取り回しに難がありましたが違和感なく取り付けられました。
(エンジンは同じなのでPCVバルブは適合します。)
やはりカバーは予め換装しておいて良かったです。
長い目で見るとブローバイガスをインマニに戻し続けたら不具合のもとになるし私のドライブコースは勾配がきつく下りだと平地でハードブレーキングをしたのと同等の現象がエンジン内部で起こっていると想像すると付けておいて損はしないと思っています。
取付けには準備を含めて1時間かからないくらいでした。
大汗かいたので最大のバラスト(運転手)の軽量化に少しは貢献したかも知れません。
パーツが届くまで3キロの軽量化を目標にしていましたが果たせませんでした。結果は2キロちょいです。
KWが届くまでにあと1キロいけるでしょうか。。。
脱線したので終わります。
ちょっと取付け後の試運転でマヌケなヘマをやらかしたので追記します。
走り始めてすぐにスタート/ストップエラーに相次ぎエンジン回転数を3000回転までに抑える旨の表示がなされると同時にEPCが点灯
本当に3000回転でパワーダウンしてそれ以上回りません。
急いで自宅に戻りボンネットを開けて点検すると、イグニッション系のカプラを繋ぎ忘れていました。
繋ぎ直してエンジンを始動するとEPCは消灯、パワーと回転も戻りました。
しかししばらくの間エンジンマークの警告灯(エキゾーストチェックランプ?)が点灯していました。
(この場合は数回エンジンをかけ直すと消えます。)
なんともマヌケなヘマをしてしまいました。。。
7
因みに繋ぎ忘れたのはこのカプラです。外れているのがバッチリ写ってました。
ブリーザーホースの取り回しを考えている時に外したのですがあまり外した意味がなかったので逆に外したことを忘れていました。
何かのセンサーに繋がっているのでしょう。
8
不格好ですがスパナで締め込むナットに収縮チューブで養生をしておきました。画像の他にエンジン側一箇所を処置
難易度:★★☆
正確な取り付け要領が求められます。
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