GOODYEAR EAGLE RV-F 225/50R18  

ネットでタイヤ・ホイールセットを購入する際に、いくつかのタイヤメーカーを選べたのですが、前車オデッセイでも印象の良かったグッドイヤーにしました。
こちらのタイヤのコンセプトは、「ミニバン専用タイヤにも走る喜びを」とのことで、低燃費タイヤの性能を向上させつつ、重心の高いミニバンにありがちなコーナーリングでのロールや進路変更でのふらつきを抑えるような構造になっているそうです。
ワタシ自身今まで車高を下げて乗り心地の悪い車ばかり乗り継いできたので、正直乗り心地の良すぎる車は苦手で、特に必要以上に横Gを感じるロールには酔ってしまうくらいでした。
ハイエースを乗るにあたり、この辺は必ず改善したい部分だったので、こういったコンセプトのタイヤに期待を込めて選びました。

タイヤのレビューは車重、気温、足回り、サイズ、空気圧など様々な要因を考慮したうえで評価するべきとは思いますが、ことハイエースとの組み合わせで言えば、「硬めだけどしっかり走れるタイヤ」、といった印象です。
直進性に関しては、大きなギャップを越える時は比較的穏やかにいなしてくれますが、アスファルトにヒビ割れや穴が開いている場所を通過する時はガタガタとかなり強めの振動が伝わります。
前述したコーナーリング性能を高めるためにはタイヤの剛性を上げる必要があると思うので、諸刃の剣として衝撃やロードノイズを軽減する柔らかさが犠牲になっている感じがします。
とはいえコーナーリングに関しては、期待していたような剛性を感じることができ、不快なロールやふらつきは抑えられていることを実感できました。

とまあグダグダと書きましたが、価格も手頃だし、この乗り味であれば個人的にはコストパフォーマンスに優れた良いタイヤだと思います！