今回はSO-34に続くタイプ2のキャンパーを製作しました。 今回製作のモデルは1967年製のWESTFALIA社製のSO-42です。
実はキット自体は国内で発売される前から海外より個人売買で入手してSO-34より先に製作完了しており、ブログにあげたつもりになってましたが、昨日アップしていないことに気付いたので。
こちらが実車。
カラーは純正のパールホワイト(パールというのは名前だけで実際全くパール感はありません)
をオリジナルペイントの仕上げで。
で、製作途中の写真が無くいきなり仕上がってます。ツッコミが来る前に言わせていただくと、私はプラモデルの腕がないのでリアゲートを大きくすることが出来ません。
あと、REVELL製のキットはリアゲートの大きさからもわかるように’55〜'63を想定して作られています。 そのためタイヤサイズが本来14インチのところが15インチとなっています。 ですので、’63までならREVELL、それ以降ならハセガワがオススメです。(ホイールがTYPE1流用なのでベンチレーテッドです。それはそれで難点ですが)
それらはスルーしていただくとして、それ以外の’67の特徴として外部電源の取り込みが、'66のテールライト上から左サイドに移動しています。 また、’67からバックランプが採用されテールライト上に追加されています。
あと、キット付属のバンパーは先端の形状が、〜'64までのスラッシュカットですが、'65からダイヤモンドカットになっているので合わせました。
キャリアはキット付属のものは使用せず、実車同様に樋を挟んで取り付けるタイプに変更しています。 キャリア上の小物はSO-34の時にまとめて作った物です。
あと、HWEのラダーも追加してみました。
純正のBIGTOPのテントは試作がイマイチだったので、作り直しました。(右が試作) 左側のテントはちゃんとサイドのメッシュも再現しています。
こちらは実車の運転席。 ’67から電装が12Vとなりウインドウォッシャーの機能が追加されたので、12Vのステッカーとダッシュ下にタンクが付きます。 キャンパーはデラックスモデルでは無くコンビベースなので、ダッシュに時計はなくホーンボタンもWolfsburgの紋章のないプレーンタイプです。
もちろんボディにモールも付きません。
その辺りも再現しました。 その他わかりにくい点として、純正フロントシートはグレーのブツブツ感がある生地なのでそれの再現とダブルバンパーはUS仕様なので、ミラーがエレファントミラーとなります。 これはハセガワのモデルから持ってきました。
付属のカーテンやシートのデカールは純正と違うので使用していません。
シートはマスタードイエローで塗装し、カーテンは別途デカールを製作しました。
あと、木目調の内装も再現。
塗装はオリジナルペイントの実車のように艶がなく、ボディの下地塗装が見え始める感じで再現してみました。
キットではポップトップの通気口はガラスですが、それだと反射するしなんか違うので、適当なメッシュの物を貼り付けました。もう少し目の細かい物を根気良く探したほうが良かったなと思ってます。
ヘッドライトのレンズはREVELL製はユーロ仕様のカットレンズを採用していますが、USダブルバンパー仕様で製作してるので、ハセガワのシールドビームに変更。
オプションのサイドステップも追加してみました。
タイプ2は三角窓とスライドガラス周りがシールとフレームが入り乱れているので、それも極力再現しました。
このキットはサファリウインドウ仕様を選択できますが、知りあいのSO-42乗りの方達は付けていないので、選択しませんでした。 多くのタイプ2乗りが付けているサファリですが、付けてない理由は恐らくサファリは多かれ少なかれ雨漏りするので、そうなるとデフロの穴から侵入しタイプ2の泣きどころのフロント下の腐食が早まるからだと思います。
このサファリパーツは貴重なので別のモデルで使用したいと思います。
テーブルやラックに飲み物や調味料を入れて完成。 さりげなくラックにSO-42のマニュアルも追加。
Posted at 2023/01/15 00:41:36 | |
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