マフラー音量測定

オーリスRSの純正マフラーは中々いい音量が出ます。前々からどれくらいの音量なのか、気になっていました。
最初は携帯の騒音計アプリで測定してみたのですが、調べてみると、信頼性が低いことがわかりました。
さて、どうしたものか・・・。
騒音計はいくらで買えるのか、調べてみると、測るだけなら2000円ほどで見つかりました。
ただ、私が測りたいのは連続したデータです。
そこでデータロガー式の騒音計を探しました。
最低でも7000円ぐらいするので、諦めていたのですが、たまたまヤフオクで安く出ていましたので、動作不良覚悟でポチりました。
写真のこれ、ヤフオクで2899円（＋送料）の騒音計です。
箱の中身は騒音計、データロガーソフト用のCD、騒音計とPCをつなぐケーブルです。

騒音計のスペックはdBAなら30~130dBまでいけます。
付属のCDからソフトをインストールすると、パソコン上で騒音波形を1秒きざみで測定でき、自動でグラフ化してくれます。
取説はすべて英語ですが、操作が単純なので、すぐに理解できました。
ちなみにこの機器、取説にも、箱にもメーカー名がありません。
出処が謎です。

電源は単三電池４本で動作しますが、付属のUSBケーブル(PS3コントローラ用と同形状のケーブル)をPCに接続しても電源がONします。電池を用意しなくてよいので経済的で、嬉しい誤算です。
ここで機器のしくみをさらりと。
モニタに表示されている30と130は下限、上限のdB数です。
バーグラフはその瞬間のdB数で、表示値はそのバーグラフを約0.5秒きざみで表示します。
MAXボタンを押すとピークホールド、A/CはdBA/dBCの切り替え、FAST/SLOWはバーグラフを読み取ってデジタル表示する間隔を早くするか、遅くするかです。
レベルを押すと、dBのMIN、MAXの表示値が変わります（MIN30~80、MAX80~130）
全て英語の取説がありますが、意味がわからなかったので、全部のボタンを押しまくって機能を確認しました（笑）。

で、こんな感じで測定してみます。
一応正規の測定方法を真似てみます。
騒音計をマフラー端から４５度後方の同じ高さで距離５０ｃｍに設置して測定します。
まったく人がない、広い駐車場を探すのが測定で一番大変ですね。

こんな感じでパソコンにリアルタイムで測定データが表示されます。

測定した生データです。
グラフの見方ですが、
赤線：Max値
青線：測定値
緑線：Min値
縦軸：騒音値(dB)
横軸：時間(秒)
です。

測定方法として、アイドリング、2000回転、3000回転、4000回転、5000回転、6000回転と1000きざみで各5~10秒まわす予定だったのですが、近所迷惑を考慮して4000まででやめました。
あとはアイドリングから6000までまわしました。

図に書き加えました。
およその音量として、
800回転：65dB
2000回転：70~75dB
3000回転：80~85dB
4000回転：88~93dB
6000回転：107dB
とわかりました。
4000以上だとかなり大きい音だと感じました。
中々面白いので、エンジンオイル交換後のエンジン音も今度から測定してみることにします。