戯言にお付き合い頂いてる方は、私がなんとなくプロ野球を追いかけてることをご存知かと思います。
埼玉西武ライオンズ(正式名称、以下、ライオンズ)不人気です。
トップ画像はチームオフィシャルの今年のビジュアルですが、監督が中心になっている時点でダメですね。選手ダレも知らない?だから監督になった? だからダメなのです。(ちなみ私はここに出てる全員わかります、推しは平良海馬)
不人気なのでこんなプロモーションをやってます。
「最大41%OFF」の巨大文字が悲しい、しかも土日祝日。
こちらは神宮球場がやっていることのパクリですね。
近隣の方向けにタダ券や大幅割引プロモーションも開催中です。
関西圏で阪神タイガースの影に隠れて日陰者だったオリックス・バファローズに陽が差し込みはじめています。ホームゲームの観客動員数も球団史上最速40試合で100万人突破だとか。交流戦の神宮球場ヤクルト3連戦も全試合チケット完売でした。
ライオンズは1980年代中盤の森監督時代に投手王国と称され黄金期がありました。数年前の辻監督時代にはリーグ2連覇があり、投手がボコボコに打たれるもそれを上回る打撃力で打ち勝つという現代野球のセオリーを無視したユニークなチームでした。
でも人気なかったのよね。ヤマカー問題で人気低迷ということではなく、その前からでした。追い討ちを掛けるようにヤマカーが大きくやらかした。
不人気の原因は極めて簡単で、球場の立地が悪いのです。万単位の集客をする場所のインフラが悪いというのは救いようがない。
ライオンズが福岡から所沢へ移転(西鉄→太平洋クラブ→クラウンライター[ここまで福岡]から西武へオーナーチェンジ)するときの判断が甘すぎでした。
所沢って埼玉県民でも場所が曖昧なんですよね。しかも球場があるのは所沢の中心地から単線の西武鉄道で10kmくらい離れた狭山湖畔。鉄道引いて終着地に娯楽を作るというのは昭和初期の発想です。ライオンズが所沢に移転したのは1979年(昭和54年)なので、なんたる時代遅れな経営判断。その頃は西武の経営が絶好調だったので、誰も経営者の判断を疑わなかったのでしょうね。
クルマで行こうとすると渋滞回避不能の一本道なのでとんでもないことになる。(選手も苦労しています)
対戦チームの宿は球場から10km南下した立川。ファンからも選手からも相手チームからも嫌がられる環境。
球場を移設することが簡単でないことはわかりますが、プロ野球チームのオーナー組織であればそのくらいのことが出来なくてはと思います。近年では日ハムが新球場を作りましたし、楽天もオンボロ県営球場をプロ野球仕様に大幅リニュアルさせました。オリックスも神戸から大阪ドームにホームを移しています。
ライオンズもほんの数年前にあるシナリオを実行すれば一気に人気球団になれる可能生がありました。
ですが、そのチャンスは逸しました。西武グループは経営難にあり事業リストラを進めているので、今となっては大きな投資決断は出来ないと思います。そう遠くない未来に新オーナーが登場する予感さえあります。(主観)
清原和博さんが「所沢は楽しくない」といってましたが、モチベーション高く優秀な人が楽しいところに行きたくなるのは当然です。(清原は生涯西武が良かったと思うけど)
近年、西武ゆうえんちが『昭和の熱気』をコンセプトにリニュアルしました。西武グループ不安だなあ。
ダメだコリャ。
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2023/07/17 10:49:49