E82 135i CCC→CIC換装 その3(CIDモニタ接続)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
2
写真の赤やオレンジの配線が自作の電源ハーネスです。CICのメニュー画面も表示されますが、ナビ画面については、車両のVIN(日本では車台番号などといいますかね)と、CICに設定されたVIN(おそらくナビ基板に搭載されたEEPROMなどの不揮発メモリに、工場出荷時に設定されるデータ)が一致しないことからグレーアウトされて使用不可の状態です。
ラジオやCD/DVDなどは問題なく動作するので、現時点ではこれでも良いとします。
3
今回の作業で最も苦慮したのがCIDの設置場所です。
後期型のE82(135iなど)やE87(130i)にお乗りの方にとってはなんのこっちゃ?なことなのですが、前期型かつ、最初期のE8xには、CCC用の低解像度の自動でフラップするモニタ(おそらく5.8インチ?くらい)がダッシュボード上に搭載されています(製造はジーメンスでした)
これに対して後期型のCIDモニタはALPINE製の8.8インチで、これを調達すればプラグ&プレイで(いわゆるポン付け)装着できるのできますが、なかなか入手が難しいです。
部品番号を調べると、後期型のCIDは外枠のプラスチックと一体で2500ドル前後するようで、予算縛りでのトライと決めた活動方針に反します(笑)
酷暑の車内で考え込んだり、市販品のステーをあててみて試行錯誤です。
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トリムを外した部分のトルクスを1箇所と、右側はタッピングで強引にねじ込む形でステーを取り付けます。
各部に干渉しないようクリアランスをつくるのに苦労しました。
電源ハーネスとモニタケーブルもちょっと強引に隙間から引き出します。
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CIDの背面には無数の穴があいていますが、ネジM5ではややスカスカ気味で、M6では入らないという微妙な径。
ステーを両面テープで固定することにしました。強度が心配ですが、経過を見守ることにします。
ネジとワッシャーの形状に工夫が必要でした。
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取り付けました。
クリアランスはこのような感じです。
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本来の位置にはCCC用のモニタがついたままです。CIDはアルミダイキャストの筐体がむき出しですが、これはこれとして、ひとまず現状より良策がみつかるまで、このままとします。
がたつきもなく、自作の割にはしっかり付いたと思います。
IG-KEY ONからしばらくの間はナビで現在地など表示が可能で、しばらくするとグレーアウトしてナビっ操作不能になります。あくまで推測ですが、CAN通信でVIN照合のリトライが実行され、エラーが確定するまでは操作ができるのではないかと思われます。
現在地の場所自体は、おそらくこのCICが最後に起動していた場所でしょう。
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メニュー画面の視認性もそれなりです。
ひとまず今回の作業はここまでとして、海外へ発注した部材が届くのをまって次の段階へ移行予定です。
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