各種センサー交換
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ここ最近、ECUを換えているのに加速が悪くなって来たので、「整備要領書」を眺めているとセンサー類が影響しているのではないか?と思うような故障診断記述を見つけたので、ここの「みんカラ」諸氏の皆様の記述も参考にしながら、手を付け始めました。
最初に、「O2センサー」を交換しました。
純正部品を購入しましたが、23,000円前後しました。
交換時、O2センサーソケット(22ミリ)が無かったので、めがねレンチで外しました。
(後日、ソケットを購入・・当分使わないけど~欲しかったので(笑)。)
2
O2センサーを換えたら、アクセルを踏んだときの息つき感が無くなりました。
やっぱりここが大事だったか・・。
と感心したあと、ふと考えました。
我が家のラルゴもご老体(10万キロ目前でした)なので、点検を兼ねて各種センサの清掃&交換をしましょ!
と、整備性の悪いラルゴのお腹を開腹し、次は「ノックセンサー」を交換。
500円玉くらいの大きさなのに、11,500円くらいしたかな?。(領収書を捨てちゃったので、あいまいです。)m(__)m
ソケットレンチにエクステンションバーを足して、ボルトを緩めノックセンサー本体をインマニの間から取り出して、コネクターを差し替えた方がやり易いです。
3
次に、「水温センサー」とメーター用の水温センサー(サーマルトランスミッター)を交換しました。
前者が2,600円くらい?。後者が1,600円くらい?。でした。
水温センサーとメーター用水温センサーを外すときは、直ぐ横のラジエターキャップを一度緩ませ、閉めるとセンサー類が取り外し易いです。
キャップを開けたままにすると、「お水」が流れ出てしまうので、「圧力」を抜くだけの行為です。
水温センサーを外すときは、「水温センサーソケット(19ミリ)」が必要です。
自分は、用意していなかったのでディープソケットを用いましたが、センサー上部のコネクター部分が当たり回せませんでした。
そこで目に付いたのが、タイヤレンチ(十文字型)の19ミリが有ったので、代用しました。
ちょっと斜めにして無理に押し込めば回ります。(お勧めしません。力加減が難しいです。)
メーター用センサーは14ミリの、めがねレンチで回ります。(出来れば、ディープソケットで回しましょう。)
取り付けは、水温センサーの方が液体パッキンを塗るようにと整備要領書には記載がありましたが、行きつけのディーラー曰く、「銅ワッシャーが付いているので、適切なトルクで締めれば、液体パッキンは要りませんよ~」と言われたので、人間トルクレンチで「適切?」なトルクでタイヤレンチを用い、締めました。(その後も漏れは有りません。)。
規定トルクは、20~29N-m
メーター用センサーは、ディープソケットとトルクレンチで、整備要領書の記述に従い(15~20N-m)、液状ガスケットの代わりにテフロンテープ(白い水道用の物)を巻いて取り付けました。
写真は、「水温センサー」です。
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写真は、サーマルトランスミッター(メーター用水温センサー)です。
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次に行ったのが、「エアフロセンサー」の清掃です。
整備要領書の点検項目で電圧等をテスターで計るのですが、特に異常が無かったので、呉工業(5-56で有名なところ)が出している、「エアフロクリーン」なるエアゾールタイプの洗浄剤を購入し、エアクリーナBOXを外し、エアフロセンサーをエアクリから分離して、小さな窓のところにあるセンサーに向けて、吹き付けました。
結構、勢いがあるスプレーなので、直接力が掛からないよう、30センチ位離してセンサーに向けて洗浄しました。
汚れが堆積していたのでしょうか、茶色い液体が流れ出ました。
エアフロの前後を見てみると、プラスねじで4箇所とまっているところがあります。
その4本を取ると、エアフロの小窓の裏側が外れ、センサー部分が丸裸に見えることが判明、早速裏側からも「エアフロクリーン」攻撃を行いました。
エアフロ上部についている黒いBOXは、ゴム系の接着剤で付いているので、バラせませんでした。
エアフロクリーンで洗浄後、30分くらい乾かしてから組み付けました。
エアフロクリーンは、1,200円くらいでした。
写真は取り忘れました。m(__)m
6
次に行ったのが、「スロットルセンサー」の交換です。
部品代は、4,600円位でした。
交換方法は、コネクターを2箇所外し(1つはスプリングが入っているので、スプリングを浮かすとコネクターが抜けます。)、8ミリの小さなスパナで2箇所のボルトを緩ませ、外せばセンサー本体がスポっと抜けます。
取り付けは、取り外しと反対の行為をすれば付きます。
面倒なのは、取り付け後センサーの調整をしなければなりません。
テスターを用い、アクセル全閉時0.4V~全開時4.0Vになるよう合わせてから、ボルトを締めこみます。
台座がアルミなので、「ほどほど」の力で締めてください。
ネジを「ねじ切っちゃう」とスロットルチャンバー交換となっちゃいます。
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その他として、クランク角センサー(ディストリビュータ内蔵)の点検、排気温センサーの点検(メーターパネルの「触媒マーク」が点灯したら交換?)。
でも、デスビの新品は、50,000円を越えますので、交換には慎重にならざるを得ないので、ディーラーに行った際に「コンサルト」で行くたびに見てもらいます。
自分は、「インテリジェント インフォメーター」でモニタリングしているので、点火時期が、アイドル15度~。加速時20度~45度を概ね示していれば良いと判断しています。
以上、センサー点検・清掃・交換の巻でした。
追伸:デスビキャップとローター及び燃料フィルターの交換と点火時期の調整は、7月上旬に交換・調整済みです。
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おまけです。
点火時期の点検・調整の仕方です。
整備要領書の写しを掲載します。
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