ドライブシャフトオーバーホール・アウター側
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
ずっと放置していた、折れたドライブシャフトのオーバーホールをします。
まず前提として、コルトのドラシャは非常に頑丈だと思います。購入して4年10万キロ、ジムカーナで酷使し、その間に使ったタイヤは40本以上ですが、折ったドラシャは左右1本ずつ。
サイドターンとかも割とグリグリしてますがこんな感じなので、余程パワー上げてデフバキバキでサーキット走りまくってる…というような方でなければそんなに心配は要らない部品かと思います。
また、部品番号を見る限り、恐らく非分解扱いで、本来はアッセンブリーでしか供給されなさそうです。
これから紹介するのはアウタージョイントの交換とインナーのオーバーホールで、特殊な作業というわけではないですがコルトにおいてはあくまで自己責任です。
2
ebayで輸入したアウタージョイント。
変な形のブーツ、グリス、イタリア語?の取説、アウタージョイント、ブーツバンド、サークリップが入ってます。
このうち、ブーツバンドは使いにくいタイプなので手持ちのを使用、サークリップもドラシャに着いてる古品をそのまま使用しました。
取説は全く読めませんでした。ちなみに輸入元はエストニアです。コルトの部品は安いの探すとだいたい東欧からが多いイメージ。過去にリトアニア、ポーランド、ラトビアから買ってます。
ジョイントは色々種類ありますが、ホイール側スプライン25枚歯、シャフト側スプライン23枚歯がz27agに対応してます。
3
過去にスピージーの分割ブーツに変えてたのでブーツバンドは簡単に外せます。ちなみに純正ブーツバンドを外すのはかなりキツイです。ドラシャオーバーホールの1番の難関かも知れません…
4
バンド外してジョイントを取ったら砕けた部品が出てきました。ブーツを切り裂いて歯車みたいな部品を外します。
5
歯車のような部品は内部のサークリップで留まってます。万力のようなもので固定し、ハンマーで叩けば取れます。
どんな感じか見たいので洗浄してみました。
6
なんか融けてる?なかなか激しい損傷です。
7
籠は割れ、ボールベアリングは見た目はキレイでしたが触るとザラザラと表面はダメージを負ってました。
8
写真撮り忘れてました。
①シャフトにブーツを入れる。
②ドライブシャフトインサーターという工具でシャフト先端のサークリップを抑える。
③アウタージョイントの中にはグリスを入れる。
そしたら嵌めていきます。
サークリップ部分がアウタージョイントに嵌まればインサーターを外し、ハブナットを先端に着けてネジ山損傷防止とし、叩いて入れて行きます。
私はコンクリートの地面に打ち付けて嵌めました。
あとはグリスをもう少し満たし、ブーツバンドを締めてアウター側は終わりです。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク