DUNLOP DIREZZA ZⅢ225/45R18  

NT555からの履き替えです。
まだ交換後の帰宅路のみで、皮剥きも何も終わっていないタイミングです。

「サーキット初心者のウチはあまりハイグリップなタイヤではなく、そこそこのタイヤでクルマのコントロールを覚えた方が良い」という土屋さんの言葉を聞いて一理あるな、との考えからNITTOのタイヤで1〜2年は街乗り〜サーキットまで楽しんできました。

最近はタイヤにフラットスポットも出来てしまい、タイムも多少縮まってきていてサーキット上でも止まらない曲がらない、という感覚が強くなり、タイヤのレベルを上げてみようとの考えからZⅢを選んでみました。

補足として、レーシングシュミレーターでのトレーニングも同時に行っているのですが、そのシュミレーター内でZⅢを履いていて感触が良かった事も決め手の一つとなっています。


最初に記載した通りまだ帰宅路のみでの感想となりますが、すでにミッチリと路面を掴んでいる事が分かります。
ほんと「ミチミチミチィ」と掴んでいて、右左折や加速減速も既に安心感がありました。

同時に砂利や砂、小粒の石等の巻き上げも凄く、タイヤハウス内でバラバラバラバラと煩いぐらいですね笑

ただ通常の走行ノイズはNT555より小さく感じます。
不思議な感覚ですが、ミチミチに掴んでいるにも関わらず思いの外静かで、凹凸の衝撃も硬くなくジェントルな印象でした。


暫く走ってみて、かつサーキットでも試してみた上で改めてレビューしてみようと思います。
とりあえず現時点ではコスパ含め星5です。



5/3 追記

導入後4ヶ月、街乗り、筑波2000、袖森、パークトレーニングと様々なシーンで使用した上でのレビューです。

まず街乗りでのロードノイズは増えました。ただこれはサーキットでのタイヤカスも特に取り除いていない為当たり前の話で、その乗り方ならどんなタイヤでも同じ事ですね。
それと小石の巻き上げはちょいちょい発生しています。個人的には気になりません。
総じて乗り心地が極端に悪くなった印象はありません。

パークトレーニング時に同乗走行をしてくれたレーシングドライバーの方にも、タイヤ銘柄を伝えた上でも「お、タイヤめちゃグリップしてる」と思わず声に出てたぐらいに気持ち良くグリップしてくれました。

筑波2000と袖森を走った上での感想ですが、NT555だとグリップはしてるけどそのグリップが表面的でやや怖いな、という印象だったのが、明らかに一段上の深いグリップ感が得られました。
筑波では一度スピンし、袖森でも軽くオーバーステアが出た時も唐突では無くジワ〜とくる為、怖さは無く「これはこのままスピンして止まった方が良いな」とか「これならトラクション戻せるな」という判断が落ち着いて出来ました。

因みに袖森でのタイム比較はNT555のベスト時より0.5秒更新ですが、気温差が20度もある為ZⅢで真冬なら更に1秒程度は短縮出来てるかな？という感触です。

NT555との比較の場合は好み云々ではなく、街乗り、スポーツ走行共に明らかにレベルが一段二段上の感触です。

ただ一点。減りはNT555より早い印象です。（というよりNT555が異様に減らないんです。）
早ければ年内に交換かな、、、と心臓がキューとなってます。