KNIGHT SPORTS SUPER SPORTS SETTING DAMPER  

ノーマル→HKS MAX4 GT→からのナイトスポーツさんのダンパーです。
（メイン画像はナイトさんのHPより拝借しました🙏）

・備忘録 : 94,360km時交換

MAX4 GTは街乗りでの乗り心地が良く気に入っていましたが、反面バネレートがかなり柔らかく、特にスポーツ走行だと踏ん張りがどうも物足りない。
という若干の不満がある中で、リア側左右の減衰調整ダイヤルが固着してしまうというトラブルを機に新しい車高調を探し始めました。

ナイトスポーツさんには普段からお世話になっている事もあり、また一層スポーツ寄りの足でありつつ普段の街乗りもある程度の乗り心地が確保されていて欲しい、という希望の元今回の選択となりました。

購入後間も無いですが以下感想です。


◎街乗り
首都高C1内周り、浜崎橋JCT〜台場線〜湾岸線〜辰巳PAでセッティング〜深川線〜江戸川橋JCTからまたC1内周りへ戻る、のコースで煮詰めました。
時間は平日帰宅ラッシュ前からその後程度までなので、交通量も多く渋滞も頻繁といった中で街乗りでの感触を確かめました。
スピードに乗る所、登り下り、ワインディング、継ぎ目やショックなどもある中で、一周して辰巳で減衰調整、また一周してきて辰巳で減衰調整、を何周か繰り返しました。

今回のダンパーはバネがF16k / R14kとなかなかにハイレートですが、この数値程の硬さというか警戒していたゴチゴチ感はありません。
むしろよく動く足で、細かいとこまでよく拾いつつ角は取れてる。ゴチゴチとした突き上げとは違います。
硬いは硬いけど、痛い感じでは無いという印象でしょうか。

その上でMAX4 GTより明らかにロールやピッチは抑えられており、これは車高調取付けからの帰り道ですぐ気付くレベルでの変化です。
荷重の変化は充分感じ取れますし、個人的に扱い辛さは無いです。
4輪全てがしっかり接地してる感があり、タイトなコーナーは勿論、長いコーナーでのコントロール性、安心感、操舵感はとても気持ち良いですね。
それと直線含むクルマの安定感も増したように感じます。これはアライメント含めたセッティングを出し直して頂いた事も大きいとは思いますが、クルマ全体がドシっと落ち着き、動きに良い意味での重厚感というかしっかり感が生まれました。

ナイトさんのダンパーの減衰は縮んだ後の戻り部分での調整に特性を振っているとの事で、ダイヤルを締めていっても基本的に入力時の硬さはほぼ変わりません。（本来減衰調整とはこの通りの働きの筈です。）
MAX4 GTは減衰を締めていくと入力時も硬くなっていくような感触で、締め方向に振るとサーキットならまだしも街乗りではゴチゴチ感が気になりました。故に街乗りではF15 / R20戻し程度、サーキットではF5 / R6戻し程度で落ち着いていました。
ナイトさんのダンパーでは緩めたとしても入力の硬さは変わらず、しかし揺れは大きく感じる為柔らかセッティングではバランスも悪く、乗り心地も良くありませんでした。
しかし、だんだん減衰を硬くしていくと揺れの収束がしっかりし始め、入力とのバランスが取れるようになり、結果乗り心地も良く感じてきました。
F8 / R12戻しだと流石にC1では硬く感じてしまいましたが、最終的にF10 / R15戻しで落ち着きました。

乗り心地を許容出来つつ、街での運転を存分に楽しめるところに落とし込めた感じです。
これは減衰調整の追い込みもありますが、この足での運転に慣れてきたのも大きいと思います。


あくまでまだ走り始めの感覚なので、これから時間をかけて付き合っていきたいと思います。
その中でまたセッティング諸々も変わってくるでしょう。

サーキットに関してはこれからなので改めてレビューしたいと思います。宜しければまた覗きにきて下さい。


5/17 追記
◎奥さん
隣に奥さんを乗せて、用事を消化する為都内をグルグル。
MAX4 GTよりは流石に振動も大きくなってる為、文句言われないかドキドキ。（ウチの妻は恐らく一般的な女性より振動とか乗り心地に厳しいと思います）

暫く走りながら、、
私「足変えて少し硬くなってるんだよね」
妻「あそうなの？」
私「。。。」（セーーーフ！！汗）

まだ首都高には乗ってないのでショックとか継ぎ目はどうだろうなぁ、、、今後も様子見です。


9/3追記

街乗り
F25
R30

特に首都高の継ぎ目なんかはかなり硬さを感じ為、普段は柔めのセッティングとしました。
これでも同乗者にはそれなりの理解が必要です笑

1人でのドライビングは、スポーツカーに乗ってる！という感触が得られて嫌いではないですね。
街乗りでもリニアなコントロール性はやはり楽しいです。

夏が終わったらまたサーキットで煮詰めたいところです。