CPM～走りが激変したよネ！と私は思う～

chérieちゃんをお迎えする前にもした後にも、A3について書かれたブログをよく眺めていた。その中で気になったのが、CPM Lower Reinforcementというチューニングパーツ。
不定期に開催される体験試乗会というのがあり、できればそれに参加して体感してから購入したいと思った。それでCPMへ問い合わせてみたものの、当分開催する予定がないという。

洋服だって必ず試着してから買うのに、体験試乗をしないで取り付けてもいいものなのかと懊悩（おうのう）する日々。
しかし一刻も早く取り付けてみたいとの思いが勝り、早速近くのCPM代理店へ行ってみた。

納車して3か月すぎた頃の話である。
（写真はCPMのHPより）

「こういったお店に出入りするようになるとは…」と半ば戸惑いながらも入店。今までは景色の一部でしかなかったお店。そりゃそうだ、まったく興味がなかったのだから。

広い店内には所狭しとばかりに車が置いてある。なんでこんなところに置いてあるのかと思ったら、れっきとした売り物でとんでもない値札が付いていた。バッグなどをぶつけないようにと細心の注意を払いながら、1千万越えの車達の間を恐る恐る歩く。
（写真は代理店のHPより）

椅子に座って待っていると、飲み物とおしぼりが出てきた。アイスコーヒーは普通だったが、おしぼりはアウディのディーラーと同じおしぼりだった。
落ち着いてよ～く見まわすと、高級すぎる車が置かれている割には、書類やらオブジェらしき物やら、いろんなものがごちゃごちゃ置いてある。挙げ句、うっすら埃をかぶっているところさえある。もう少し片づけたほうがいいんじゃないの？と心のなかで思う。
座っている椅子だって、背もたれが擦り切れていて中身が少しでていた。
このギャップは一体何なのだろう？

お店の人と話をして、ステージ1のパーツ（CLRF-VA006）だけにした。これ以外にもいろいろ追加でつけることもできるけど、最初からそんなに頑張らなくてもいい。
（写真はHPより借用）

パーツが入荷したと連絡があったので、再び訪問。
その時初めて車を店の敷地に入れたのだが、あらゆるところに整備中の車が置いてあって、入るのがちょっと怖かった。つくづく片づけられないお店なんだなと思う。（たいがい私もそうなんだけどね笑）
小1時間ほどで装着してもらい、会計（部品代：26,000円　工賃：6,000円　総計税込：34,560円）となった。その時、お店の人から「そんなに変わらないですよ」とぼそっと言われる。

しかし狭い敷地から道路に出て、5分もしないうちに叫んでいた。

「全然違うじゃん、これスゴイよ！」

当時は週に100㎞は走っていたので、その違いにすぐ気づいたのだと思う。

・散漫だった走りに統一感が出た
・安定感のある走りになった

こういうのは理屈じゃなくて感覚の問題だから、究極は好きか嫌いかの話になる。
私は気に入った。取り付けてよかったと思う。
（写真はA3に元々付いていたもの）