ユピテルのバイクナビにはGPSログを取得する機能があり、かつてはATLASTOURというソフトで編集したりGoogleMapに重ねて表示させたりすることができました。しかし、ATLASTOUR
は現在はサポート終了(ダウンロードも不可)となっており、せっかく取得したログの活用が難しい状況です。
2019年12月を以てサポート終了。同年夏頃からGoogleMapでの表示に不具合が生じており、結局修正されることはありませんでした。
ここでは、ATLASTOURの代替となる手順についてご紹介します。
ユピテル ログデータコンバータ による変換
同ソフトで.logファイルを.kmlファイルに変換します。
※ソフトの詳しい使い方は上記サイトに記載がありますので、そちらで確認してください。
※対応機種にBNV-1、BNV-2、MCN46siなどバイクナビの機種名が見当たりませんが、使えます。
.kmlはGoogleEarthのファイルフォーマットのため、GoogleEarthで軌跡を表示させることができます。
マイマップへの取り込み
GoogleMapで表示させるためにはマイマップから行います。
マイマップは、GoogleMapのメニューから[マイプレイス]-[マイマップ]を選択します。
[地図を作成]をクリックし、新しい地図を作成します。
「無題のレイヤ」の下の[インポート]をクリックし、.kmlファイルをアップロードします。
軌跡が地図上に表示されます。
これでATLASTOURでできていたGoogleMap上への表示がだいたいできます。
マイマップの詳しい使い方はオンラインヘルプ等で確認してください。
軌跡を編集したい場合は一旦GPXファイルに変換したほうが、対応するソフトが多く便利です。.kmlから.gpxへ変換する手段は色々ありますので、検索して試してみてください。
【追記】ATLASTOURがインストールされたパソコンがある場合
ATLASTOURがインストールされたパソコンがある場合は、ATLASTOURでGPXファイルまたはKMZファイルを出力することができます(.kmzファイルの拡張子を.zipに変えて解凍すると中にKML形式のファイルが入っています)。
上記で紹介したログデータコンバータによる方法との違いとして、地点情報として時刻や速度のデータを出力しないため、それらの情報がGoogleMapへの取り込み後わからなくなります。
・[ファイル]-[トラックデータの保存] …GPXファイルで出力
・[ファイル]-[KMZデータへエクスポート] …KMZファイルで出力
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Posted at
2020/08/12 09:49:21