Shell Shell HELIX ULTRA EURO 5W-40  

ついにAPI SP規格のエンジンオイルに手を出しました！Shell HELIX ULTRA EURO 5W-40です。

いつものPIAA製マグネットオイルフィルターとの組み合わせです。



昭和シェル石油、出光興産を経て本家シェル親会社の日本法人となったシェルブランド。

このShell HELIX EUROはカー用品店の店頭販売向けのエンジンオイルで、上田市内ではオートバックスが売り始めたので今回買ってみました。



最大の特徴はカーボンオフセット(温室効果ガスの排出量取引)によるカーボンニュートラル化を実行して販売されていることで、成分は今までの石油系化学合成油ですが、環境負荷低減への取り組みがなされているようです。

また冒頭にも記載しましたが、2022年現在、ガソリンエンジン用の最新規格であるAPI SP規格となっており、劣化時の燃費悪化の低減や清浄性強化、酸化安定性強化などが求められた長寿命志向のオイルになっています。



100kmほど走り、高速も乗って合流で6000回転強まで回してみましたが、以前の愛用品であるelf EVOLUTION 900 FTの5W-40に近い吹け上がり、滑らかさ、しっとりとしたフィーリングを感じています。

サンバー時代から含めてかなり久々に違う製品のエンジンオイルを入れたので、気に入らなかったらどうしようかと思いましたがまずは好感触で良かったです(笑)



軽特有の高回転多用なのを心配して、今までAPI SN規格とはいえ高性能オイルを2500kmでオイルフィルターごと取替とかいうもったいない使い方をしてきたので、今回はAPI SP規格の実力試しとして5000km弱まで交換を引っ張ってみるのも考えます(笑)

交換サイクルを伸ばした時にどうなるか、またレビューしてみたいところです。



ちなみに日本のシェルブランドはガソリン販売の完全撤退後は

・潤滑油事業(シェル ルブリカンツ ジャパン)
・電気取引(シェル エナジー ジャパン)

の2本柱で続いていくようです。

日本のエンジンオイルの売上、カー用品店の商品棚を見る限りMobilとCastrolが覇権を握っているように見えますが、Shellのエンジンオイルがどこまでメジャーな存在になれるか、果たして……(笑)