1985年式SR500 アスベスト規制によるリアブレーキシューの違いについて
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
今回の整備手帳は小ネタでアスベスト規制によるリアブレーキシューの違いについての整備手帳です。写真右の赤っぽい色のブレーキシューがアスベスト規制前のハブを削らない(らしい)ブレーキシューです。パーツリストで確認したところ1978年~1982年までの初期ディスクのSRのリアブレーキに搭載されているようでした。部品番号は【214-25130-00】もちろん在庫なしです。
左側の緑色のブレーキシューが1983年から2021年モデルにまで搭載されているハブを削る(らしい)ブレーキシューで部品番号は【3GW-W253A-00】もちろん在庫有りで2387円となっています。何が違うのかと言うとシューの硬さが違うようです。
アスベスト規制前の赤色のシューがシューが削れて制動力を得るのに対し、アスベスト規制後の緑色のシューはハブが削れて制動量を得る(らしい)です。
現行モデルのシューの方が硬いという事みたいですね。
(らしい)とわざわざ書いている理由について書いておきますね。2021年までの冬眠期間を含めて27年間ずっとアスベスト規制後の【3GW-W253A-00】のハブを削るらしいシューを使っていましたが私のハブは全く削れていませんでしたし、ハブは奇麗で良好な状態でした。
SR専門の修理工場の親父さんに聞いた時に返ってきた答えは、現行モデルではハブは消耗品という扱いで削れたら交換するのが前提となっていると言ってました。そんなにすぐにハブが削れるというわけでは無いですがハブが削れるのは本当の様です。
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シューの違いを見分けるポイントは色味と刻印の二つのポイントがあります。
アスベスト規制前のシューの刻印が
【214-00】
【136-25131-00】
【JBD-41FG】
色見は赤っぽい茶色。
現行型のシューの刻印が
【3GW-00】
【JB-NT GG】
色見は濃い緑色。
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正面から一枚。きれいな緑色と赤っぽい茶色といった色見でしょうか?写真を取る前は両方ともブレーキダストで汚れてて色が分かりにくかったので#600のペーパーで奇麗にしてから写真をとりました
色が全然違いますね!!
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光の加減で見え方が変るので写真をもう一枚。
アスベスト規制前のシューはヤフオクでも滅多に出品されません。一年に数回くらい出品されるかなって印象です。40年以上のSRの歴史の中でほんの数年しか供給されていない事と、もし有ったとしても相当古い物なので使い物にならないシューも多いです。
私は昨年の2021年にヤフオクで規制前のシューを手に入れてから使っていますが、その前は現行型のシューを20年以上使っていましたがハブは削れていませんでした、元々そんなに激しいブレーキングをしないですし、いつもエンジンブレーキをメインに使って止まる直前にブレーキをかけて静止するような感じでブレーキを使っていました。
これからゆっくり育てながら3GWのシューとどのように違うのか楽しみながら検証していきたいと思います
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