ディマースイッチの接点不良を治す

とある夜。親父が軽トラ君に仕事で乗っていって帰ってきた時に「ロー/ハイビームは点くけどインパネとポジションが点いてない」とのこと。

確認してみたところ確かに点かない。ポジション点灯を何十回か繰り返してるとごく稀に点く。

ひとまず他のランプは点くのか確認してみると、ブレーキ、ハザードが点くがウィンカー、ポジション、それに連動するインパネだけが点かない。

と言うわけでまずはテスター使ってバッテリーの電圧チェック→12.5Vで適正値。

運転席のシート下にあるヒューズボックス開いて、ヒューズ切れ確認→切れてない。

玉切れを考えてみる→そもそも同時にポジションとインパネの玉が切れるのか？

といったところでディマースイッチのスイッチ自体に原因があるのではないかと、ある程度の予測がついたところで翌日作業してみることに。

まずはハンドルのホーンを留めているT30トルクスを左右緩めてホーンを外し、ハンドルを留めてる19mmのナットを取る。初期位置マーキングをし忘れちゃったので、この後ハンドルの微調整をする羽目に笑
みんなはちゃんとマーキングしようね！

手前のプラスチックの変なプレートに付いたコネクタ取り〜のプレート外し〜の、ディマースイッチのコネクタ取り〜の本体は挟まってるだけなので上方向にクイっとやるとカチッと外れて摘出。

裏面の白いカバーに付いたプラスネジを取り、引っ掛かり部分をマイナス突っ込んでこじるとご開帳。

なんかグリスまみれなんだが…

そして白いカバーに付いた接点部。一番右だけなんか色が焦げてる？
左の接点部もグリスまみれ。ここにスイッチの接点ができると右側の各所に通ができライトがつくと言う仕組みなのかな？

とりあえずグリスまみれなのを綺麗にするためにエレクトロクリーナーで綺麗にする。間違ってもパーツクリーナーでやらないように。（パークリはプラスチックにダメージを与えてしまうので）

綺麗にしたら接点復活剤を各所に吹く。全体的に、入念に吹いておく。余分な水分は軽く払って復旧。

接点復活剤はクレのコンタクトスプレー。自動後退さんでお値段800円ぐらい。

復旧したディマースイッチを取り付けて、コネクタを差し込んで点灯確認。
ロー/ハイビーム時にインパネ・ポジションが点いたので、やはり接点不良だったというオチでした。

あとで調べて知ったんですが、この世代のハイゼットトラックにはあるある不良のようでした。（ピクシスなんでトヨタだけどね！）
ダイハツだけでなく他のメーカーでもよく起こるらしい。

コンタクトスプレーとちょっとした工具だけで治ったので、部品をわざわざ買わなくて済んでよかった。
ちなみに純正部品は11000円ぐらいするらしい。高いよ…