ステアリングホイール換装
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
某オクで入手した1型ターボ専用の純正ステアリングホイールへ換装。
詳細はみんカラ整備手帳から主にスイスポZC33Sのページの一部を参考にした。
換装自体はSX4で経験済だが、昨今のセンサー装備車ではエラーの発生事例も多く、また新車保証の対象外になるリスクも併せて自己責任での作業となる。
同様に、他者が行う換装で生じた全ての事象に対して当方は一切の責任を負わない。
2
前準備として各パーツのバラしとついでに清掃。
2型のステアリングにはLKAスイッチが追加されている為、ポン付けは出来ずパーツの組み換えが必須。
グリップは革専用クリーナーでしっとりながらもサラサラ仕上げ。※本来、操作に関わる部分への保護剤などの使用は非推奨。
裏側のカバーとスイッチを含むハーネスは使用しないが、ステアリングスイッチのベゼルを換装するのでバラす。
3
車両からのステアリング分離に入る前に、エアバッグの誤爆を防ぐためバッテリーのマイナス端子を外す。
5〜10分程度放置して自己放電。
万一に備えて端子に乾いたタオルを被せた。
4
エアバッグユニットの分離。
左右パドルシフトの下とステアリング下部の裏側にあるサービスホールから、マイナスドライバー等で固定用のスプリングを押すことでユニットが浮き上がって外れる。※SX4やスイスポZC32Sあたりの世代まではトルクスネジでの単純な固定法。
ドライバーで探る感触が良くわからず、何方かの投稿にあった割り箸で探ったら一発だった。
5
ユニットが外れたら、配線カプラーを外して本体から完全に分離。
黃線の黒カプラーに付いている黄色のツメを浮かせて本体から外し、ホーン用の黒線も端子の爪を浮かせて外す。
スイッチハーネスの黒カプラーを外す。
6
ステアリングの分離。
17ミリのクロスレンチで固定用ナットを完全に外さない程度に残して緩める。
意外と簡単に緩んだ。
固着したステアリングは、手前に引きながら瞬発力で上下左右に揺さぶりをかけると外れやすい。
これも意外と簡単に外れた。
7
ステアリングを完全に分離する前に、コラム内のコンタクトコイルを固定。
これが動いたり外れると後々トラブルの元になるので、ステアリング裏側とコラムの隙間から養生テープを滑り込ませて固定。
外したステアリングのパーツ組み換え。
1型ステアリングに必要なパーツを換装するが、パーツ同士の嵌合がスッキリとせずバラしてはまた組み直す。
結局、全工程の中でこれに一番時間を費やした。
8
新たに組み上げた1型ステアリングを装着。
ナットを完全に固定する前に養生テープを剥がし、トルクレンチで30〜35Nm程度に締付け。
全ての配線カプラーを確実に戻したら、エアバッグユニットをステアリング本体に押し込んで固定。
バッテリーのマイナス端子を戻して各種機能の再学習。
ブレーキを踏まずにイグニッションONで1分待機後OFFで更に1分、次にエンジンONで5〜10分アイドリング。※この時点でエアバッグや各種センサーの警告灯が消灯すれば取り敢えず問題無し。
パワーウィンドウのオート設定と日付時刻の設定。
その他、工場出荷時の設定から変更した機能は一通りメモリされているように思う。
私の知る限りではこれで作業完了となるが、ステアリングの回転動作とセンターのズレ具合や各スイッチ類の動作確認、万一不測のエラーに備えて試走すれば尚のこと良し。
画像もそうだが、実際にセンターがほんの僅か左にズレた…。
追記
製造上の個体差で生じたセンターズレ、後日ディーラーにて有料調整済み。
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