地獄のマフラー交換
1
自宅のブロックに乗り上げて、マフラーをやっつけてしまった。
走行には問題ないし、O2センサーも反応しないので、放置していた。
が、マフラーが変形していると車検が通らないと小耳に挟んだ。
やむを得ず交換をする事にしたが、5万と10万とか、心が折れる金額を散見した。
治さねばならない。が、費用はかけたくない。
なので、ヤフオクで中古の純正マフラーを購入する事にした。
2
で、交換作業である。
まずは購入したマフラーをディスクグラインダーのフェルトディスクを用いて、焼けつきを落とす。既にやる気スイッチがOFFになりかけているので、凄まじく適当にやった。
で、いざ交換だが、これがまた外れない。
エンジン接続部のボルトを外し、O2センサーのコネクタを分離、吊り下げ部のゴムを外す。ここ迄はさして難しくもなく作業は進んだ。インパクトがあれば簡単とまで言える。
駄菓子菓子。問題はここからであった。
マフラーエンドが、リアのロアメンバー(?)の上を通っているだけでなく、マフラーがグネグネした1ピース形状なのでどうにもこうにも引き抜けない。
色んなポイントでジャッキアップするも如何ともし難く、最早これまでかと諦めかけた。
が、そこでふと思い立った。
まず運転席側のリアタイヤを浮かせて、ウマがないのでブロックをかませる。で、マフラートップを運転席側フロントタイヤ側に寄せて、運転席側フロントタイヤ後部のジャッキアップポイントでジャッキアップ。
浮いた前輪の下をマフラー前部を潜らせて、ジャッキダウン。
さらにマフラー前部を3時方向(車のフロントが長針、マフラー前部が短針)に振り、再度フロントタイヤをジャッキアップ。
こうするとマフラーエンドとロアメンバーが水平になり、マフラーを捻る事で干渉を回避して、取り外す事ができた。
3
無事苦労の末マフラーが外せたので、後は同じ手順で入れ替えるだけである。
入れ替えるだけとは言いつつも、やっぱりロアメンバーが曲者で、滅茶苦茶苦労しながら入れ込んだ。
4
リア側から順番にゴム部品で吊り下げてゆき、最後にエンジンとマフラーをボルト締めする。
なおガスケットを手配し忘れていたので、パーマテックスのマフラー用ガスケットを塗りたくり、ボルト締めしてからO2センサーを結線した。
正直言って、二度とやりたくない作業であった。
1ピースマフラーはリフトがないと苦行レベルである。
まあ、こんなバカな事してる奴もいるんだなと、笑ってやって下さい。
あ、ちなみにO2センサーを外したり、ジャッキアップした影響だと思われるが、エンジンかけたら各種警告インジケーターが全灯したが、一旦バッテリーを外してしばし待った後再接続したら無事消灯したので、参考まで。
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