PIONEER / carrozzeria AVIC-CZ911-DC
スーパーオートバックスさんで2020年12月に購入。
メインサウンド プロジェクトさんで2020年12月に取付。
車に乗るのも好きですが音楽を聴くのも好きです。
家のオーディオでお気に入りの曲を聴くと背筋がゾクゾクします。
前車(DC5インテR)、前々車(DC2インテSiVTEC)ともに静粛性が低い車でカーオーディオには力を入れませんでしたが、静粛性が高いFK8を購入すると決まった時、車でも背筋がゾクゾクする音楽を聴けるのではと期待してしまいました。
家ではHiFiオーディオとサラウンド構築の経験はありますが、満足するオーディオ環境が得られるまで試行錯誤にかかった時間と機器の買い直しによる二重出費の経験から、カーオーディオは専門家にお任せしたいと考えました。
ネットでカーオーディオショップのブログ等を拝見して、職人的で話題も合いそうな
メインサウンド プロジェクトさんに相談することに。
最初、実売6万円台のナビ+フロントスピーカー交換で相談しましたが、カーオーディオの音の良し悪しはナビの音質調整機能に大きく依存するというメインサウンド プロジェクトさんからのアドバイスが。
言われてみれば、HiFiオーディオの感覚で音像の定位はすぐにできるものとしてスピーカー交換を考えましたが、FK8はドアミラー裏のツィーターとドア足音のミッドウーハーで音像を運転席中央・耳の高さに定位させなければなりません。
家の5.0chサラウンド構築時、最初に買ったエントリーモデルのAVアンプが位相しか調整できず、距離・位相・音圧を調整できるAVアンプに買い直してやっと音像を定位できた経験があったので納得できました。
音質調整機能でナビを選ぶとサイバーナビとサウンドナビの2択。
予算的にサイバーナビ一択でしたが、パイオニアはロードバイクのペダリングモニター一式を装着して1年後に事業譲渡という出来事があり不安があることを伝えたところ、今しか買えないという考え方もあるというメインサウンド プロジェクトさんからのアドバイスが。
確かに現在、家で使っている10~20万円台のミドルクラスのオーディオ機器は軒並みメーカーまたはシリーズが無くなって後継機種がない状況で腑に落ちました。
サイバーナビに決めた後、ナビは量販店で買った方が安く、チップメーカー工場火災の影響でナビ生産にも影響がでるかもとのメインサウンド プロジェクトさんからのアドバイスが。
アドバイス翌日にスーパーオートバックスさんに行くと、AVIC-CZ911はメーカーおよび店舗在庫なし・納期不明の状況。
AVIC-CZ911-DCならまだ購入可能とのことで即予約。
12月のキャッシュバックセールまで待ったうえで、5年コース長期保証込で税込190,000円で購入。ちなみにキャッシュバックで2万円戻ってきました。
ということで、最終的にスピーカー交換は見送り、AVIC-CZ911-DCをバッテリー直接電源でメインサウンド プロジェクトさんに取付してもらうことに決定しました。
■オーディオ部
私が試聴に使った曲はHAYLEY WESTENRAの「アメイジング・グレイス duet with 本田美奈子.」のファルセット部分です。
期待通りFK8には音楽を聴けるだけの静粛性がありました。
ナビのタイムアライメント設定等で音像が、横は顔の正面、高さは耳より若干下、奥行きはフロントガラス前で定位しています。
遅まきながら音源をMP3→FLACにリッピングし直して比較試聴すると、音がよりハッキリと聴こえます。YouTube画質を720pから1080pに上げた感じです。
ファルセット部分を試聴しながらイコライザーの6つのファクトリーカーブを聴き比べてVocalを選びます。
イコライザーのレベルを1から上げていきます。
レベル3で背筋がゾクゾクきました。
目標達成。さすがFK8・CZ911。
メインサウンド プロジェクトさんに感謝。
ただし、家のHiFiオーディオと比べてしまうと2つの気になる点が。
ひとつめは、イコライザーのファクトリーカーブを調整した段階で、高音は近くで聴こえるようになり、それ以外の音は遠くで聴こえるようになり、音像の定位がボヤけます。
ふたつめはイコライザーのレベルを調整した段階で、上げるほど全体の音像の定位がボヤけます。
イコライザー設定をFlat(イコライザー補正なし)に戻すと、定位のボヤけはなくなりますが、背筋のゾクゾクがなくなります。
同じ音源を家のHiFiオーディオで聴くと、2つのボヤけはなく、背筋がゾクゾクしながら、ボーカルと各楽器の音像がしっかり定位しています。
当初の目標は達成したので、ここで終わるか、それとも先に進んでみるかはお財布状況を見ながらしばらく悩みたいと思います。
■ナビ部
今は、スマホのナビソフトが優秀なため、サイバーナビ・サウンドナビ相当の音質調整機能が付いているディスプレイオーディオがあればそちらを購入していました。
しかし、そういったディスプレイオーディオはないため、ナビ性能は使えるレベルであればラッキーくらいに考えていました。
前車で直前まで使用していたKENWOOD MDV-Z700の検索ルート結果が、あまりよくなかったこともこの考えに影響していました。
しかし、AVIC-CZ911-DCの検索ルート結果はかなりまともでした。
また、Z700にはなかった目的地の音声検索機能があるので、検索もしやすいです。
納車からナビ取付まで約1か月半使ったスマホのGoogleMAPと比較して気になったところは、
・理由は分からないが右折・左折のタイミングがGoogleより分かりづらい
・ルート案内で市街地エリアが渋滞しているとVICS情報を取得できない細い道路に誘導しがち(実際は誘導先も渋滞している、Googleも同じ傾向有)
・検索の柔軟性が劣る(例:○○○○ 仙台新港店と音声入力→Google:仙台港店で結果表示、CZ911:該当なしで結果表示)
・シームレス(検索エンジン→地図、車→徒歩など)さでGoogleに負ける(これはどうしようもないか)
とかなり細かいところで、個人的には十分に常用で使えるレベルだと思いました。
■その他
起動のときに、最初に音楽がかかり、その後目的地検索ができるようになるまで20~30秒くらいかかります。
レスポンスもGoogleやZ700と比べると若干遅いです。
私は許容範囲ですが、気になる方は展示の実機確認をお勧めします。
購入価格 | 190,000 円 |
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入手ルート | 実店舗(オートバックス) ※5年コース長期保証込、キャッシュバックセールで2万円戻ってきました |
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