カビと黄ばみだらけのヘッドライトをリペアしよう
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
幾ら磨いても綺麗にならないので、内も外も綺麗にする事にしました。
貴重なインナーブラックの純正HIDなので、今や気軽に買い替えられる値段じゃなくなって来ました。
2
綺麗にならない一番の原因は、結露で内側にカビが生えたせいで、黄ばんで見えてしまうようです。
3
とりあえず、表側はコンパウンドで磨いて黄ばみを取っておきました。
4
殻割りするので、レンズを固定している3箇所のネジを外します。
5
ドライヤーで加熱しながら、ゆっくりこじって分離。
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レンズを剥がしたので、内側を洗ってみたのですが、全くカビが落ちなかったので、仕上げ用コンパウンドで取る事にしました。
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一応、簡易コーティング塗っておきました。
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硬化したブチルを少し除去したので、足りない部分にブチルを追加しておきました。
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ドライヤーで加熱して、古いブチルと追加分のブチルを同化させながら殻閉じ。
付け根を加熱しつつレンズを押し付けて、隙間が元通りになったら、ネジを戻して完了。
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見る角度によってはまだ黄色っぽいですが、かなり綺麗にはなりました。
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しかし内側が綺麗になった事で、光が当たるとクモの巣状態が目立つようになり、今度はこれを綺麗にしたくなって来ました。
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スチーマーのキットを購入しました。
ケースや紙ヤスリは付いていない、一番安いキット、3500円くらいでした。
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クラックも削りたかったので、耐水ペーパー 240番でガッツリ削り、400〜1500番で傷目を消して行く流れで行いました。
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ジクロロメタンは本来は無色透明で、メーカーによって着色しているようです。
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取説には書いていませんでしたが、一応 脱脂してから施工開始。
ノズルは2種類付いて来て、何となくチューブの方を使っていましたが失敗します。
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スチーマーは沸騰しているので、チューブの先端から結露が垂れてしまいました。
すぐ拭き取ったものの固まってしまったので、部分的にペーパーで軽く削り直し再施工しました。
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跡残りもほぼ消えてくれました。
部分的なリカバリーのし易さもスチーマーの良いところですね。
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反対側は、ペンギンみたいなノズルの方に替えて施工。
こっちの方が結露が垂れずらいので、うまく行きました。
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最初の状態が嘘だったかのように綺麗になりました。
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スチーマーの成分がクラックを埋めてくれる(溶かす?)ので、クモの巣状態も目立たなくなり、インナーブラックが際立つようになりました。
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夜ライトを点けると、取りきれなかったクラックが現れてしまいますが、最初に比べたらかなり透明になりました。
作業は大変ですが、やる価値は十二分にありました。
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