ZERO SPORTS ZERO SP チタニウムギアオイル 75W-90 ストリートモデル  

主題の商品、
投入前からなんとなく気にはなっていましたが良くも悪くも予感的中です。


なんともこの商品を投入するきっかけとなったのはみんカラでの評価です。
劇的によくなるとかスムーズになったというコメントが散見されますが、交換後4000km走ってもそのようなことは特別感じません。
交換したことでオイルが新しくなったことでの変化でしょう。おそらくこの程度なら純正オイルでも感じ取れます。

そもそも、
粘弾性という標語が怪しい…
これまで熱流体専門の私からすればこの点とくにひっかかります。
交換推奨距離が10000kmなのも頷けます。おそらく粘弾性を有する流体の性なのでしょう。
いくら弾性があるとはいっても、これが小さくなったときにミッションを保護するのはベースオイルです。
ですのでオイル類はやはりベースオイルの良し悪しで選ぶべきということを再認識しました。あとはせん断にたいして強いかどうかという点です。
熱による劣化が念頭にあるかと思いますが、ストリートユーズではせん断による劣化のほうが影響度としては大きいものです。

上記、メーカーの指示を守ることとし、10000kmの走行を目処に交換を検討したいと思います。

※当該商品を否定するものではなくあくまでも個人的な見解です。交換推奨距離を守って使用すれば決して悪いモノではありません。言いたいのは、SUBARU推奨の40000kmという数値をクリアするのは…ということと、オイル類はベースオイル基準で選ぶべきという2点です。


【12/5追記】
投入後、約7000km弱を走行しました。
メーカーが推奨する交換距離である10000kmという数字、既報でも頷けると書いておりましたが、今度はさらに頷ける結果に。
当方、ストリートユーズメインです。遠出のために高速道路も走行しますが、いずれの場面でもエンジン回転数でいえばせいぜい~3000rpmと、負荷が高い環境とはいえません。たまに、合流などで加速したりはしますが、高回転を維持するような回しかたはしません。
ところが最近、変速時シフト時のひっかかりがなんとなく気になり始めました。投入当初は滑らかさの感動はなかったものの、ギアはカチッと決まってくれていました。現在ではそれがカクンに近い感覚です。表現が難しいですが、滑らかさに関しては、純正ギアオイルで40000km走行時点のフィーリングと同等かそれ以下と感じます。
いくら気温が下がってきたとはいえ、粘度は純正品同等ですし、純正ギアオイルで氷点に近いような気温のなかを走ったときにはいまのようにひっかかりを感じたり、シフトがやや重い?!と感じたことはありませんでした。
もう少し様子を見ますが、来年の春先か夏までにはギアオイルの交換を検討します。

※同社のエンジンオイルを購入して、いよいよ交換!といったところでのフィーリングの変化。
先が思いやられます。