トーイン調整(自作トー測定治具使用)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
昨日まで、とんこつラパン と マシンX(-TRAIL)のキャンバ調整をしていましたが、
左右揃っていい感じになったので、本日は自作の測定治具を使ってトー角の調整をしていきます。
リフトアップ後にスズキエブリイ純正キャンバーボルトで若干ネガティブキャンバーつけた上でサイドスリップ調整してましたが、
それでも前輪が外減りしたんで、
スズキ純正キャンバーボルトをやめて、キャンバーボルトに偏心カム式のモンローのマジックキャンバーMC212を使いいっぱいまで寝かせて左右-1.65°前後で揃ったところまでが昨日までの投稿です。
そしてキャンバー寝かせたぶんおそらくトーイン方向になってるだろうなということで、確認も兼ねて測定していきます。
2
自作の治具とは言いますがタダの穴あきアングルと寸切りボルトでタイヤを挟んで、コンベックスでタイヤの前後の左右間の距離を測るだけです。
アングルでタイヤを挟む時は、寸切りボルトにナットで挟んでいくわけですが、大事なのは前後の間隔をピッタリ合わせておくことです。
今回アングル間の距離は約146mmです。
タイヤが145R13 6PRなのでだいたい合ってますね。
タイヤに合ってるとか合ってないとかはどうでも良く、アングルの前後の間隔をピッタリ合わせてセットすることなんですけどね。
3
コンベックスは2個使った方が便利です。
アングルの穴に引っ掛けて反対側の車輪のほうまで引っ張ります。
写真でみてください。
4
んで、反対側で数値を読みます。
前側は1440mm
この数字に意味はありません。
強いて言うなら例えば
「片側のタイヤは内側のアングルにコンベックスの先端をひっかけ、
反対側の数値を読む方は外側を読む。」
とか、内外、外内のどちらかの読み方をすれば、トレッド値(タイヤの幅のセンター間の距離)になりますので、サービスデータと比較することができそうですね。
まあ今回はトレッドを測りたいのではなく前輪の前側と後ろ側で比較して、前輪のトータルトーを知りたいだけですので今回は外外で測りました。
数値からアングル間の距離146を引けばトレッドがわかるとは思いますが誤差もあるしトレッド測る意味もないので省略。
5
前輪後ろ側は1462mmでした。
前側1440に対して、
22mmも広いですね。
6
トータルトーは、
1440-1462=-22
22mmトーイン。
ステアリングのセンターは出ていましたから、
片側11mmずつトーインですね。
測定値が前後とも1451mmになればトーゼロということになりそうです。
まあ誤差も加味してちょいトーイン狙いですね。
7
ロックナットを弛めて左右のタイロッドを回して調整してみます。
計算でも出せそうですが、以前、両側半回転ずつ回して4〜5mm変化した気がしたので、
仮に、両側1回転ずつで10mm動くとして、
トータル22mmなので、2回転ちょろ回してみましたww
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以前書いたマーキングを使ったのでいい加減ですけどねw
センター狂ったら微調整ということで。w
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両側とも2回転ちょい縮め(タイロッドを縮めると車輪の後ろ側が縮むのでトーアウト方向になります)で、
前側1447.5mm
10
後ろ側 1449mm
1447.5 - 1449mm = -1.5mm
で、トータルトーは、1.5mmトーインになりました。
前と後ろで変化量が微妙におかしい気もしますが、まあ大雑把な調整なのでとりあえずこれで。。
もう少し微調整しても良いですがトーアウトになっちゃうのも嫌なので測定誤差も加味して一旦ここで調整終了。
一発でまあまあ良いところに決めるあたりはナイス勘ですねww
とりあえずロックナットを締めて、しばらく走って明日あたりまた微調整するかもです。
ステアリングのセンターも奇跡的にズレてませんでしたので今日のところはこれくらいで。。
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キャンバも変わっただろうと思いしばらく走ってから測定。
運転席側キャンバ -1.15°
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助手席側キャンバ -1.10°
左右差もあまり無いので一旦ここで調整終了!
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