ながら洗車 脱脂シャンプー キックアンド脱脂、燃えて青春かけぬけろ。  

まさしく、All Purpose Cleanerで、いったい何種類の使用方法をしているのか、自分でも把握できなくなってきました。いい機会でしたので、整理してみました。
◆室内清掃用混合液（自家調製）1:100
◆足まわり洗浄用1:10
◆エンジンルーム洗浄用1:10→足まわりと兼用
◆足まわり洗浄用混合液（自家調製）1:20
◆車体のコンタクトウォッシュ1:200～1:1000
◆スノーフォームへの少量添加
大まかに6種類の用途がありました。多用途に適応できる性能を生み出しているのは、高い洗浄力を伴った豊富な泡立ちだと思います。画像は、カルナバワックスをリセットする際の洗車で、200倍希釈したときのものです。トロトロの泡立ちで粘りがあり、濃度依存性の効果に加えて、時間依存性（接触時間の延長による効果増強）でも威力を発揮していました。
市販のAPCと異なる重要な特性として、pHが極端なアルカリ性寄りではない点が挙げられると思います。実測したところ、ほぼpH7であろうと推測しています。pH値を特定できていないのは、液に濃い着色があるためです。
最大の欠点は、ボディ洗浄シャンプーとしては、滑沢性にやや難がある点であろうと思われます。もっとも、滑沢性を削って高い洗浄力を得ているのは明らかで、両立は難しいのは理解しています。対策としては、十分にプレウォッシュが効いた状態で使用するのが一番です。あるいは、スノーフォームの泡の上から重ねて使用すると、滑沢性が増強され、使用時の安心感が増します。
滑沢性が少なめというのは、あくまで、プロも使用するディテイリング用品の中では、という前提があり、カーシャンプー全体で見れば、ごく普通の滑沢性はあると換言できます。それくらい近年発売された洗車専門用品のレベルは上がっていると思います。

▼関連情報
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