スバル(純正) オルタネータ  

他車種流用はせず、純正新品をDIYで交換。
9年10万キロ壊れず元気でいてくれましたが、予防整備のため。
リビルトにしなかった理由は後述。

国内だとオルタネーターはASSY供給のみですが、北米ならブラシの1本からB端子まで全てバラで出ます。またおま国です。
これは米国の法律、いわゆる「修理する権利」のお陰です。 ちなみにスバルはこの修理する権利で数年前にマサチューセッツ州で一悶着を起こしています。

※修理する権利…修理する人に制限がかけてあったり、修理するための純正の部品やツール（パーツカタログやサービスマニュアル）が流通していなかったりといった、消費者への不利益を改善しようと主張するもの。

日本だと純正部品の管理に手間とコストがかかるからっていう理由で、近年ASSY供給が増えたとよく説明されます。しかし北米では修理部品の供給は当然の義務なので、手間やコスト如きで単品供給を制限していい理由にはなりません。
しかもスバルの場合は、日本国内でバラ部品を各サプライヤーで製造・個包装し、アメリカでのみ販売、日本では販売しないという始末。

まあ文句はこれくらいにして…

バラのパーツリストを見ると修理部品の価格が大凡分かるので、リビルト品の値段でどこを変えたかある程度予想がつきます。さらにそこから組み立てのコストと業者の取り分を含めると、利益でるかこれ？みたいな物も…
業者も慈善事業でやっている訳ではないので、辻褄を合わせるには、状態の悪いコアを使うか、安い粗悪部品を使うか、そもそも交換しないか（ガワの塗装だけ）、となります。あとは送料や返送料も業者負担の場合、これだけで3-4000円かかっています。（返送時の着払いは法人割引が基本ない）

ディーラーや修理工場を通すリビルトなら万が一の故障も保証で安心ですが、私はDIY交換なのでリビルトでも保証がつかず博打要素が大きいため新品にしました。リビルトも5年10万キロ保証なら買ってもいいですが、残念ながらそんな物は存在しません。

もしDIYでリビルト品にするなら、安価なリビルトではあまり書いてない、レクティファイアとかレギュレーターが変わっているのを明記された物がおすすめ。
プーリーの純正新品は1万円以上するので変えてあれば結構お得です。大概再塗装で済ませてある部品です。もしアルミプーリーがついていたら見た目はいいかもしれませんが、純正のプーリーより遥かに安いので実はコストカットを兼ねてます。