リアタイヤ交換〜前編〜

リアタイヤが寿命を迎えたのに加え、釘を踏んでパンクしたことも重なり、重い腰を上げて、いざ交換となりました。

スペイシー100のリアタイヤ交換の第一歩は、マフラー外しです。両サイドアンダーカバーとアンダーカバーを外してからエキゾーストパイプのロングナット（10㎜）とマフラーの固定ボルト（14㎜）をボックスレンチで外します。

マフラーはちょっとした障害があって抜き取るのが困難なので、下にずらした状態です。更にブレーキシューが邪魔でホイールが抜けないので、これは取り外そうとします。そこでちょっとした試み、タイヤの空気を抜いたらブレーキシューを外さなくても、何とかホイールを抜き取ることが出来ました。その後、新タイヤを挿入する時に問題になりそうなので、シューの掃除を兼ねて、その後これも抜き取りました。

順序が逆ですが、ホイールの固定ナットは24㎜のボックスレンチでロングアームを使って外しました。リアブレーキ掛けやシートに荷重するため、誰かに手伝ってもらうと楽です。タイヤの空気も入れておくとよいと思いました。ナットを外した後はタイヤをドライブシャフトから抜き取るのですが、ただ力を込めてもダメで、タイヤの上下左右に手を差し入れてグリグリ引いてやると軽い力で抜けました。ホイールとナットの間にワッシャーがあるので組む時はこれを入れ忘れないように。

タイヤをホイールから外すには、まず、ビードを落とさねばなりません。もう再利用しないタイヤなので、バイスで潰したり・・・・

カッターで切ったり・・・・

片側のビード落としは比較的スムーズにできたのですが、もう一方のビード落としが大変で試行錯誤の結果、カッターで切ってバイスを奥まで入れて、ビードが落ちた方のホイールにバイスの片側を掛けて行うことにしました。
それにしても、センターのこの厚み。こんなにペラペラなゴムで二人乗りはちょっと冒険でしたね。無事で何よりです。

落ちました。
さて、次の作業はタイヤ抜き取りです。

片側はタイヤレバーで難なく外すことが出来ましたが・・・・。

もう片方がなかなか外せない。ここはやっぱビードワイヤー切断が賢明。ホイールの傷も増えてきたので、タイヤレバーを諦めヤスリでゴリゴリします。

切れました。悪戦苦闘、汗だくのタイヤ交換前編でした。

17 インチのタイヤ交換を経験していたので、大丈夫と思っていたのですが、10インチのこのタイヤの方が数倍たいへんでした。

ブレーキシューはまだ使えそうでしたが、交換するときのために、サイズを測っておきました。パッドの内側は122㎜。

パッドの外径は124㎜。ほとんど減っていないようでした。