時には自分の足で

体育の日が絡む３連休、今日はまさにまっただ中ですが、現在帰省中です。
今日は実家で法事があったのでね(^^;

まぁ今日のこと書いてもしょうがないので、昨日の出来事をば。

飛行機で伊丹着、昼に大阪難波に到着した私は、何を食べるべかと考えつつ、難波からふ～らふ～らと特に行き先を設定せずお散歩。
いい店があれば突撃、と考えつつ歩いていたら気がつけば阿部野橋まで歩いてきてました（爆）

しかも経路は
難波～日本橋（黒門市場～オタロード～電気街）～恵美須町～新世界～飛田新地～阿部野橋と、ミナミの中でもとびきりのディープゾーンを縦断する有様。
で、何を食べたかと言うと実はこの間何も食べていないと言う本末転倒な結果に。

いや、何を食べるか色々と考えていたのですがね。
黒門市場は基本的に喰うより買う場所で、その時の気分に合う店がなかったとか。

オタロード～電気街では、以前敗北した「ちょいめしあさチャン」再訪を考えたものの、昼時ならではの混雑に躊躇したためパス。

新世界で串カツかな～と考えつつたどり着いた新世界では、あまりに観光客ナイズされた大規模串カツ店に明らかに観光客と思しき大行列の串カツ店、かと思えば一見客ではおいそれと近寄れないディープなオーラを放つ呑み屋の３種に分類され、なかなか入ろうかと思わせる店がなく、そうこうしているうちに新世界の中心を離れて細い路地（ジャンジャン横丁）へ。
時折大行列が発生している細い路地にある串カツ屋を横目に見ながらＪＲのガードをくぐると、いきなり20年前にタイムスリップしたかのような商店街になり、観光客どころか人通りもほとんどなくなるんですね、これが(^^;
ちなみに、ここは数少ない開いてる店の値札も見物です。物価も20年以上前にタイムスリップしたかのような安さですから（笑）

んでどんどん人気が少なく開いてる店もまばらな、昼間でもほの暗い商店街を通り抜けると、気がつけば飛田新地の旧遊郭街へ。ここまで来たら食べられるのはおねいさんしかありません（爆）
当然ながら新鮮な方がお値打ちとのことです。食べていないので真偽の程は解りませんが（笑）

ラストスパートとして、そこから阿倍野橋へ向かう訳ですが、この界隈、再開発が進められてる地区（あべの筋の西側の一角）にたどり着くまでの間、ほとんど人通りがなく、ほの暗いどころか昼でも夕暮れ？みたいな暗さの商店街（当然ほとんど店はシャッター下ろしてます）を通ることになります。写真に撮っていないのが残念なくらいのゴーストタウンっぷりは、新世界から１キロ離れていないとはとても思えない有様で、逆に見物ではあります。住所で言うと西成区山王あたりでしょうか。ちなみにこの暗い商店街を過ぎると今度はマンションの間を通り抜ける商店街がありますが、ここも人通りはほとんどありませんし、開いてる店がほんの少しこじゃれてくるだけでゴーストタウン指数はあまり下がってきません(^^;
あべのマルシェとかこじゃれた名前はついてますがね（笑）

んでそうこうしてるうちに阿部野橋に到着しちゃったので、あきらめて地下鉄で実家に帰った訳なのですが、ミナミの光と影を見たようなお散歩、たまにはよろしいのではないかと思った次第です。

……まぁあまり人には勧められる代物ではありませんがね(^^;
もし同じような道を歩こうと思われましても、新世界の串カツ屋に吸い込まれたり、飛田でおねいさんのいる店に吸い込まれたりしても当方一切責任持てませんのであしからず（笑）
まじめに忠告するならば、ジャンジャン横丁から先、特にＪＲのガード過ぎてからは写真はお控えになることを推奨しておきます。色々物騒ですし（汗）