Ferrari 355 F1 GTS(F1マチックのF355の正式名称は実はF355 ではなく、355である。) のF1マチックフルードは、クラッチの接続とギアチェンジの動作を媒体する粘性のある液体である。
このフルードの量には細やかな注意が必要である。何故かはよく分からないが、このフルードは蒸発するようになっているらしく、必ず減る。ので、必ず補充する必要がある。何も考えずにエンジンが冷めた状態で規定量まで補充すると、走行後にエンジンを切った後、タンク上部からあふれ出す。どうやら動作部品に満たされていたフルードが、エンジンを切った後、膨張してタンクに戻ってくるらしい。そういうことで、エンジンを切った後10分ぐらい経ってから規定量のMINまで補充するようにしている。
ネオクラシックのFerrariに乗るには、楽しむには、それなりの知識と世話が必要である。そして、愛情が必要である。
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2024/04/26 16:25:31