ALPINE DAF9Z  

トヨタ車のオプションなどで最近流行りの「ディスプレイオーディオ」。
特に中華メーカー（ATOTOなど）による勢いが強いがやはりきちんとしたメーカーを選びたい。
現在、国内メーカーではケンウッド、カロッツェリア、アルパインが出している。
さらに、その中から国産最高峰を選ぶとなると、カロッツェリアかアルパインの二択となる。では、アルパインとカロッツェリアの違いは？アルパインのほうが発売が遅いだけあって、車速センサーの接続に対応していたり（CarPlayで有効）、各種設定が充実していたり、そもそも動作が快適そうだ。さらに、ある筋いわく、内蔵アンプも超優秀らしい。
というわけで楽天スーパーセールもあって購入してみた。

装着はナビ同様なので困ることはない。
Android Auto、 Apple CarPlay含め非常に快適に動く。なお、動作がもたつくこともあるが、それは接続したスマホの通信環境に依存する事が多い。（地図がもたつくなどは本モデルが原因ではなくスマホの通信環境が悪い事が多い）

Android AutoやCarPlayの動作については個々のスマホによるので、割愛するが、大まかに述べると、YahooカーナビやGoogleマップは超使える。さらにAmazon MusicやApple Musicもそのまま画面で操作できるので快適。ニッチなTIDALやRoon ARCなんかも動作する。

次にオーディオ面。2ウェイスピーカーをマルチで鳴らそうと思っていたので、購入前に説明書を熟読。クロスオーバーセッティングの範囲が書いてあったものの、気にならないだろうと思っていた。だがそれが誤算だった。なんと「250Hz～4kHzの間は設定ができない」のだ。装着しているC1630Sとは流石に相性が悪く、某秋葉原のパーツショップでフィルターを購入した。そもそもTWには低域カットのため、コンデンサーをつけているのでよいが、問題はWFである。WFはそのまま接続していたので、1.6kHz当たりで切ろうとしても切れない。そのため、間にコイルを入れることにした。なお、WFは「フロント」、TWは「リア」で接続している。一応マルチアンプ駆動である。

で、肝心の音は、一体型でここまで出れば優秀じゃない？いや優秀じゃん。というレベル。とてつもなくこだわっていなければこれだけで十分。私は欲が出てアンプを買いたいと思っていたが、友人のヘッドユニットの音を聞いて、悪いのはアンプ（HU）ではなくて、スピーカーかと思った次第。

やはり、クロスオーバーの設定だけ細かくできないのが悔やまれる。おしい。痒いところに手が届かない・・・

ディスプレイオーディオX、
ダイヤトーンサウンドDA、
F#1 DISPLAY AUDIOが出てくれると・・