意味のない、日記です
最近、子供と遊んでいると、自分の小さい頃を思い出す…
こないだチビと公園に行き、一緒に滑り台で遊んでいたとき…急に思い出だした
『ジャンボ滑り台』
の事を…
あの頃、オイラは、小学生になったばかり
近所のチビッコ達を引き連れて『火山隊』なるものを結成して、お山の大将を気取っていた。
秘密基地を作り、エロ本を隠したり、ピンポンダッシュしたり、知らない家の水道の元弁しめて逃げたり、通りすがりの人にカンチョーダッシュしたり…たり…たり(笑)
と、どクソガキだった
ある日、火山隊のメンバーをひきつれ、愛自転車の『ジョニー』に股がり、となり町の○巻まで行った。散々走り回ったのち、ある広い公園にたどり着いた。
そこで見たのは、コンクリートで作られたでっかいゾウさん
近づいて見ると、頭から鼻先が滑り台になっていた。
『すっげぇ!でっけぇこんなん!みたことねぇ』
みんなテンション
で興奮していた
『ジャンボ…』誰かがそういった。
『ジャンボ
…おぉジャンボ滑り台やん』オイラは、叫んだ
オイラ達は、そいつをそう呼ぶ事にした。
みんな思い思いに滑った。
そして日が沈みだし、みんな少し飽きて来たときだった。
No.2のだいちゃんが頭からしかも 背面で滑るという荒技をやってのけた。
みんな『すっげぇ だいちゃん
すっげぇ』
だいちゃんは、誇らしげにほくそ笑みを浮かべていた。
オイラは口に出さなかったが『うぅすっげぇ…』と内心思ってしまった…
もう一度、だいちゃんを見ると… まだ、ほくそ笑んでやがる!
『負けちゃいけん 大将は俺だ。これで勝ったつもりか?』と勝手に負けず嫌いに火をつけ こう言った。
『そんなん 簡単やん
俺ならもっとスゲぇのできるばい
』
そういったものの…どう しょう?… と思っていたら 愛車『ジョニー』が目についた。 夕陽に照らされているあいつはとても綺麗で『俺を使えよ。最後まで一緒だぜ?』そう言ってるように見えた。
そして自転車で滑り台を駆け降りる事にした。
オイラは『ジョニー』を滑り台頂上まで持っていき、股がった。
下を見ると震えがでる。 『転けたらどうなるんやろっかぁ?』悪いイメージしか湧かない…
やめよっかなぁ…
『もう いいや。だいちゃん… 大将譲るよ…』そう思って彼を見た。
奴は、まだほくそ笑みを浮かべてやがる しかも、『出来る訳ねぇ』的な目をしてやがる
イラッ
っとした瞬間。
オイラはペダルを漕いでいた。
視界は、急に地面しか見えない!
ケツが浮く 後輪の接地感がない!
『こえ~こえ~
』
しかし、踏ん張った! 力の限り踏ん張った!!
見事、滑り切り 得意の『左ブレーキ』で後輪を滑らせ みんなを見る。
みんな『すっげぇ!』『たくちゃん!すっげぇよ』まるでヒーローを見るような目でオイラを見ている。
勝った…
こうしてオイラは、ジャンボとだいちゃんとの戦いを制した…
しかし、2、3日後に記録は、破られ更なる『度胸だめし』が繰り返されたとさ…
今、あのジャンボは、どうなってるんやろ?
まだ、あるかな?
公園からの帰り道、夕陽がやけにまぶしい
目を細め、懐かしさに微笑みを浮かべながら、チビの手を引き家に帰えった。
多分、その姿をみた 公園のママさん達は、気持ち悪い奴だと思ったに違いない
間違いない(笑)
つづく
わけない(笑)
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Posted at
2009/02/25 04:37:01