「Virgin Atrantic Takuma Club Karting」のその後

さてお約束の続きです。
室内に移動、しばらくすると琢磨選手ポロシャツに着替えさっぱりした表情で登場。
私は、内心”やっぱり終わりだな”と思った、次の瞬間、「僕は、まだ諦めてませんから」と琢磨選手。
そうだよね。琢磨選手のそんなスピリットが好きでファンになったのに、忘れてたよ。
その思いが、伝わったのか雷は、おさまり、雨もかなり小振りになり、スタッフからは、行けそうとの連絡、急遽、プログラム変更、完熟走行の残ってる1グループが、走った後、スプリントをキャンセルして、30分耐久レース開催と相成りました。

準備された11台のレンタルカート。それに琢磨選手が乗るタンデムカート。

完熟走行。琢磨選手の先導で、レコードラインをトレースしながら、カートに慣れます。

この時が、カート初体験です。（黒ヘルに赤いスーツが私です。）
初心者が多く、予想以上の低速走行でブレーキの効きをチェックしたのですが、この時の感想は、ブレーキの効き悪く、アクセルを少し踏むとすぐに加速するかんじで、困ったなって感じでした。

いよいよ耐久スタート！


参加者が11チームに別れてレースを行います。
この日初めて会った人達がチームメンバー、うちは1名諦めて帰宅されたようで、
4名でのレースとなりました。初対面で、走行順、時間配分、ピットサインを5分で決めろと言われあたふたです。
時間は、均等割で行くと1人7分強。でも、ピットでの交代があることを考えると
5分でピットサインが妥当だろうということになりました。
余ったら、4走が、残り走ればいいだろうと決まりました。
第１走：カートと路面の感覚があるだろうと言うことで、完熟走行を終えたところの人（しかも経験者らしいとのことで、他3名期待してしまいました。）

残り3人は、ド素人です。
第2走：私です。理由は、走行会の時のスーツを着ていたから。

第4走：時計を付けていた人。交代時間の計測できるのが彼だけだったので、最後に走れば時計の引き渡しの必要がないから。

第3走：最後に残った人。

理論的なようないい加減な理由できめました。

いよいよレーススタート！


我々は5番スタート、どうやって決まったかというと、No5のカートを使っていたから。。。。。これまたいい加減。

スタートの合図は、琢磨選手です。
スタート直後、琢磨選手は、タンデムに乗り、オーバーテイクショーの始まりです。タンデムのお相手は、抽選であたった見学者。その1人が、GOROさんだったのです。（レースに参加した我々ですら、羨ましい状況です。）
さてさて、レースはと言うと1走経験者が1つ順位を落としたものの安定した走りの為、残り3人が勝手に７分走らせることにしました。
私は、戸惑いながらも何人かオーバーテイク、1回スピンで、2台に抜かれ・・・
3走の方もアグレッシブな走りするも、3スピン、４走に繋ぎます。
参加している私たちも、入り乱れて走っているため順位がわかりません。
その時、アナウンスが、1位9番、2位5番。
え？俺たち5番だよね？2位だって！
浮き足立つこと、それを知らぬ4走、マイペースで走ります。スピンも数回。何台かに抜かれます。順位を争っている車がわからないので、順位がわかりません。
4走ゴール後、みんなでひょっとしたら2位かもしれないけど。。。と伝えはしました。

結果

幸運にも2位でした！同じチームだったみんなに感謝です！
たった30分のレースの為に作られたチームなのにレースが終わる頃には、一致団結してるですから不思議です。
写真は、表彰式での琢磨選手との記念撮影。
（右から、琢磨選手、第3走の方、第4走の方、私、第1走の方）

もう一つ嬉しいことが。
最後に実際に競技に使われるカートで琢磨選手が、コースをデモ走行。
車は、F１ではありませんが、現役F1ドライバーが我々のために目の前で走ってくれていると思うと鳥肌が、立ちました。
言葉にできないほどのすばらしい走りでした。

一生ものの思い出になりました。

※写真は、GOROさん提供です。