純正ステアリングのヒーター化②
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
(社畜業が忙しくて少し間が空いてしましました)
最初の画像は、通電テストの途中風景です。
温度調節のダイアルに、赤色のLEDが点灯しており、接続当初はしっかり通電していることが確認できます。
2
購入した商品はヒーター温度をダイアルで調整できるタイプのものでした。
3
ステアリングヒーターの稼働テストのために、シガーソケットから12V電源を取り出しています。
4
通電して1分にも満たない頃、車内にベークライトが焦げる匂いが充満しました。
どうやらパワーユニット内で焼損が起こった模様です。
5
電源が集中しているBOX内を恐る恐る開けてみると、画像の基盤にD1と印字されている箇所の『M7』と表示されているダイオードの部品に、明らかにひび割れした痕跡が残っていました。
6
(画像はありません)
購入サイトの相談メールから問い合わせたところ、購入店からその先の販売店に問い合わせが行き、
『状況動画を送って欲しい』
と言われ、解説動画を送付しました。
先方の見解は、日本語翻訳ソフトを使っているであろう辿々しい日本語の文面の中に
『初期不良』『返金します』の文字を見つけました。
現物の処置を相談したところ、
『返品不要』
と最後のお言葉を頂戴し、取引は終了しました。
7
ご覧の通り、ヒーター部分はすでにステアリング内にインストール済み。
今更もとに戻せない。
パワーユニットだけが使えないと推察。多分。
このままこの改造をストップしようとも考えが過ります。
8
販売サイトを見ていると、ヒーター温度をコントロールしないタイプの商品もある様子。
作りや見た目はほとんど同じ。単純にスイッチでオンオフする仕様。
これ、直結しても使えるものなのかと思い、手持ちの故障品を、『直結したら使えるのか!?』を勝手に検証することにしました。
9
手持ちの電源トラブル商品へDC12v直結してみます。
電流の状態など、多少のデータが取れるようにテスターを経由しました。
10
エンジン非稼働状態でのアクセサリー電源からの電流値です。
(この時の電圧値は12.2vでした)
本題のステアリング部分は電源投入後30秒程度で”ぬくぬく”です。
DC12v電源を直結していた時間は3分ほどでしたが、ステアリングヒーターはじわじわと暖かくなっていました。
握っている感じとしては“快適”の部類との受け止めです。
どうやらヒーター部分はこのま使える感じです。
11
次にエンジンを始動した状態です。エンジン非稼働の時よりも+0.3Aほど電流値が高くなりました。
(この時の電圧は13.4vくらいでした)
エンジン始動状態で、5分ほどステアリングの温度を体感しましたが、1分を超えたあたりから、少し素手でステアリングを握るには少々温度が高めのように感じました。
(放射温度計がなく数値評価ができていません)
12
ということで、思い切ってケーブルを切断し、故障しているパワーユニットを経由させずにDC12vを給電する仕様にします。
こんな経緯で、迷惑系サンデーDiyerによる新たなステアリングヒーター改造計画第二弾がスタートしました。
(既にある程度進んでおり勝算ありです)
次回は、
①一定時間で電源がオフになる『タイマー機能』を追加する
②現在のDC12V直結仕様ではステアリングが“あちあち”なので、電流値を調節できる『バックコンバータ』を経由する
これらの機構の構築風景をアップします。
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