TANABE STRUT TOWER BAR / ストラットタワーバー  

V37用のタワーバーは日本ではどのメーカーからも未発売ですが、アマゾンとかでは海外で出ているものがボッタクリ価格で売られています。
しかしCARTUNEでこのタワーバーをアメリカから逆輸入して入手し取り付けた人の記事を発見し、「ならば私も・・・」と言うことでトライしてみました。
最初は輸入雑貨商をしている友人に相談したところ「現地スタッフの手数料＄30でいいなら、スタッフの住所あてに通販でも使って購入してくれてもいいよ」とのこと。
早速アメリカの通販サイトを調べていたら、なんと国際発送OKのサイトを見つけてしまい、直接日本に送ってもらう手続きをしてみました。
オーダーを入れたのが土曜日で、しかも日本の3連休と重なったこともあって9日かかりましたが無事に届きました。

土曜日発注
→月曜日に受注のメール
→月曜夜中にDHLのトラッキングメール（追跡サイトのメール）
→アメリカ国内を転々
→水曜日に日本へ出発
→金曜日（3連休中）に日本着
→3連休中に通関
→月曜日に我が家へ

日本とは時差があるのでタイミングよく発注をかけたらそれこそ5日くらいで届きそうです。
アメリカ人らしからぬ（笑）、スピーディかつ丁寧な対応に感心しました。

製品代＄159.99
DHL送料＄71.00
輸入関税\3,080

円安でクレカのレートが
＄1.00≒￥153.12
で、合計￥38,450でした。

このサイト（ショップ）では、Q50とかQ60のチューニングパーツや純正部品（当然北米日産ですが）を取り扱っており、色々面白いものもあるのですが、いかんせん円安でどれも高いッ！！
まあ、これ以外にほしいものはなかったので、最初で最後かもしれません。

また、私は昔ピット作業員だった事もあり、タワーバーの取り外しが作業性に影響するのを知っているので、別途クイックリリースをオートバックス通販で購入し、同時に取付しました。

すべて取り付けが終わり（整備手帳参照）、テストドライブしたのですが、最初の交差点での左折時に「あれ、いつもより曲がらない」感じです。例えるならDASに慣れてしまって、たまに他の車に乗った時に、思った以上にハンドルを切らないと狙ったラインに乗ってくれない感じ？（この気持ちわかります？）。
確か「タワーバーを装着したらアンダーステア気味になる」というのが一般的に言われているけど、この事か・・・とミョーに納得してしまいました。

一方、ＦＲなのにやたらフロントヘビーなこの車はリアに対してフロントの剛性不足が気になっていたのですが、さすがに少し良くなりましたね。欧州車のカッチリ感が好きな私には剛性アップがいい感じに作用しています。
乗り心地が悪くなると言われますが、私にはサスがきっちり仕事をしている感が伝わってきて逆に突き上げが減って良くなった印象です。
思ったより効果ありですね、と言うよりこの車ってこんなに剛性感なかったんだってあらためて思いました。
だからニスモ400Rはフロントウィンドウの接着剤で剛性アップさせたんだって思いました。
まだ街乗りしかしていませんが、プラシーボ効果も含めて「♪お値段以上♬」のチューニングになりました。