ステップワゴンRP8 アルパインDAF11Zの取り付け(1)

ステップワゴンスパーダ e-HEV（RP8）にアルパインのディスプレイオーディオ DAF11Z （以下DAと表記）を取り付けました。
オーディオレス車を購入して適合品が出るのを待っていましたが、なかなか出ないのと、ここすんさんやtaketake51さんが自力で社外ナビを取り付けておられるのを知って、自分でもやれるのではないかとチャレンジしました。車のDIYは全くの初心者です。（DAの前にミラー型のドライブレコーダをDIYで付けたのが初めての作業です。）
ネットと、taketake51さんへの質問と、ディーラーのメカニックの人から、いろいろな情報を収集しました。taketake51さんには本当にお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。

RP8からナビ裏の配線やカプラーが変更になったため自作が必要なのですが、新しいカプラーと配線はN-ONEのマイナーチェンジ後のものと同一らしく、それをマイナーチェンジ前の形状に変換するハーネスがHONDAから発売されており、今回はそれを購入して使用しました。
品番　08B40-TKR-A30
自作する場合はここすんさんの情報で間違いありません。

電源やアース、スピーカーのメインハーネス（24ピン）の形状です。

メインハーネスの反対側です。私はこれを切り落としてすべてギボシ端子にしました。

このように切り離して

ギボシ端子にします。スピーカーの配線はオス・メスがあるので注意します。

リアカメラのカプラー（24ピン）です。

リアカメラのカプラーの反対側です。これを一度RCAに変換し、それからアルパインの純正ケーブルでDAにつなぎます。電圧は6Vに変換するようになっています。

ホンダ純正 VRM-165VFEi の バックカメラ 対応 変換 ハーネス
Amazonで購入。
RCAへの変換と電圧を6Vに変換します。もう少し高いパーツを購入すると、リアカメラの画角を3段階位変えられるようですが、私は後ろが見えればよいのでこちらにしました。

RCA信号をDAに入力するアルパイン純正のケーブルです。

リアカメラの配線はこのようになります。

CAN信号とバックライト信号・パーキング信号のカプラーです。

反対側はCAN信号（大きい方）とバックライト信号・パーキング信号（小さい方）の2つに分かれています。

アルパイン KTX-G601R 純正ステリモ接続キット　フローティングビッグDA専用
適合情報はなかったのですが、使えるはずと考えて購入しました。CAN信号等間違いなく配線していると思うのですが、今のところ機能していません。どなたか情報をお持ちでしたら教えてください。
なお、taketake51さんはガレイラのキットでちゃんと機能させていらっしゃいます。

車両側のUSBコネクタを通常のAタイプに変換するケーブルです。
ガレイラGAQ-HVUSB42

車両側のカプラーです。左下のグレーのものがUSBです。その隣の黒いコネクタも形状が同じなので紛らわしいですが、こちらはテレマティクスの関係だと思います。

ついでに、これがTVアンテナ（グレーのもの2つ）とFM・AMアンテナ（白）のコネクタになります。

FM・AMアンテナの変換コードです。
エーモン(amon) AODEA(オーディア) アンテナ変換コード ホンダ車用 2067

右側から1本だけ出ているのはGPSアンテナのケーブルです。これを変換するケーブルも市販されているので利用はできますが、GPSアンテナはDAに付属してくるのでそちらを使う方がリーズナブルです。

車両側からのカプラーについては16を参考にしてください。

電源・アース・スピーカーのハーネス（24ピン）とCAN信号・バックライト信号・パーキング信号のカプラー（20ピン）の配線位置については「ここすん」さんのページに情報があります。

槌屋ヤック オーディオパーツ DIN BOX フリータイプ VP-D1
1DINスペースを活用するためにBOXを購入して上部を切り取りました。RP8のナビスペースは2DINの高さが取れません。DAが5cmで残りは4.2cmでした。

DAは純正ブラケット（8インチ用）の一番上の穴を使って固定しました。これで上蓋はきれいに収まります。その下にBOXをはめ込んでPPバンドで絞めてあります。

こんな感じ。

PPバンド。ダイソーで買いました。
以下(2)に続きます。