自作 ツイン トランクバー (バージョン3)
ティーダのトランクバーの最終形態が出来上がりました。見た目はまだ粗削りなるも、機能的には最高に満足しています。
勿論、この補強パーツが単独で乗り味を決定付けた訳ではないので、あくまで、全体の補強の中での組合せが上手く機能した結果だとは思いますが。
そもそも、ティーダの良い所は静かでソフトな乗り心地ですが、ちょっと悪路に弱いところがあって、そこは評判が悪かったり、自分で乗ってみても実感してたりで、改善出来たらと考えていました。
しかし、ボディを硬くする従来の補強では、乗り心地のトレードオフみたいなところがあって、主問題解決の一方で、どうしても犠牲になる部分もあったりで、素人にはかなり難しいなと思っていました。
最初は一元的に硬くしていって、今度は落としどころを探って、柔らかくする方向で調整しようと試みました。他の補強部品は残して、トランクバーを外してしまうと、かなり初期の癖が出てしまうことがわかりました。購入して純正部品をリプレイスしたフロアサポートバー装着だけではちょっと不足している点が気になりました。
そこで、先日、バネを利用した新しいトランクバーを装着してみたのですが、ちょっと弱い感じで、調整も押される方と引っ張られる方と同時にコントロールなどと考えて、同軸に左右バネ4つで造ってみたのですが、構造的にはセッティングを硬くするのが難しそうだと感じていました。
無装着より悪くはないのですが、ちょっとマイルド過ぎでした。
それで、今度は、また硬くする方向でアイデアを練って、ツインバー方式で行くことにしたのです。
硬くするアイデアとして実施したことは
① 固定ブラケットを強化した。L字金具から3面のボックス金具タイプに変更。
② バーを2本にした。M12ネジタイプ。
③ バネを同軸4個から2個に減らした。
④ ブラケット固定方法の変更。ネジ直接締め付け方式から、シートレールの下側の面に挟み込む方式に。
マイルドにする方向としては
① 12㎜の厚みのゴムをブラケットとバネワッシャーの間に挟み込んだ。
クルマの衝撃対策は、バネやダンパーだけではなく、ゴムも多用されている事にそれなりに意味があるとすれば、乗り味の角が取れた、よく言えば、高級感につながるのではと想定してみたところ、これは、割と狙い通りになりました。
素材としたものは、リサイクル業者から購入したベルトコンベアの廃材シートの端材で、厚みがあるので、形状加工が面倒で、ちょっと見た目が雑ですが、機能的には、素晴らしい結果をもたらしていると思いました。
トランクバーを一旦外した状態や、前回のシングルバーに4コイル方式などでは、走行フィールが少し微妙に腰が無い雰囲気だったので、ツインバーにしてから、しなやかさと強さを併せ持つハイブリッドタイプに変貌しました。
ロールは減りましたが、接地感はとても良いです。コーナーでのアクセルの反応が良いので、良い4輪バランスが出てきたみたいです。
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