超高級配合のエンジンオイルでリエッセのオイル交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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年末にオイル交換してから約1ヶ月半で2700km走行しました。
真っ黒なのは別にどうでもいい(当たり前)として、他のオイルを使いたくてあまりに早く交換です。
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前回入れたオイルはこれ。
SUNOCOの大型車用オイルの中ではトップグレード。
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SDSから読み取っても、合成油と鉱油の割合が同じであることから、HIVIもしくはVHVIが80%で構成されているのは間違いなさそうですね。
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廃油は後で使いたいので一部ペットボトルに移して取っておきました。
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さぁ準備が整いました。
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今回入れるオイルと添加剤たち。
オイルはシェルのディーゼル用オイルの中で最高ランクのリムラR6LMです。
R6LMはACEA E7を取得していますので、その時点で基本性能はかなり高いです。
リエッセには関係ないですが、DPF装着車であればスス詰まりが起きなくなるのでおすすめです。(なぜならGTLがベースオイルで不純物がほぼ0で、Noack-蒸発量-が小さい)
そしてそのオイルよりも値の張る添加剤たち。
SINN…
アルキルナフタレン(Gr.V)とPAO(Gr.IV)の2つの高価なベースオイルのブレンド品。
これは後に別途ブログで解説しますが、私の中ではコスパで最強クラスです。
それくらい、理論上素晴らしい組み合わせ。
エクセルーブW…
これまたやばい、潤滑系添加剤の最高峰である無機フラーレン二硫化タングステン。(IF-WS2)
多層フラーレン構造を持ち、その分子構造の安定性はピカイチ。
ナノサイズの球体なのでオイルフィルターにも引っかからず、金属間の摺動抵抗を飛躍的に減らしてくれます。
アメリカではエンジンの寿命を確実かつ飛躍的に伸ばすとして、大規模発電用ディーゼルエンジンなど工業用の用途に力を入れているようです。
https://m.youtube.com/watch?v=lkshDoUEYjo
これは別の添加剤AC-1000の動画。
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前回に続きオイルフィルターも替えます。
見てよこの巨大なフィルターを。
直径φ118で高さ211mmもある。
オイル容量1リットル位入りそう。
このサイズ感、アメリカのFRAM超えたね。
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ということで添加しつつオイルの注入完了です。
オイルが全部で9〜10リットル入りますので添加剤もそれに合わせてたくさん買いました。
いやー高級車並みかそれ以上のコストがオイルにかかってます。(今回添加剤だけで15,000円)
今度は1年無交換でいきたいと思います。
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なお、シェルリムラR6LMのSDSはこの通り。
基油が70-80%とあるのに対して、鉱油の割合が10-20%とあるため、基油はVHVIなどの鉱物油由来ではなくGTLであることがわかる。
鉱油はあくまで添加剤の媒体として入れられている。
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こちらはTDS。
私が評価したいのはやはり塩基価(TBN-total base number-)ですね。
ACEA E7では塩基価が9以上で求められていますが、それを超す10.6ですので、酸化に対する耐久性がかなり高いのです。
加えてACEA Eグレードはその時点でHTHS(150℃時剪断強度)が3.5以上が約束されますので、高温耐久性にも優れてます。
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