1
先ず板金をするにはボディが凹んでないといけないので、ボディを何処かにぶつけ(ry
はい・・・・・、
やってしまいました。自分の技術の至らなさが原因です。反省してます。
2
今回ドアとフロントフェンダーは交換するとして、問題はべっこりと逝ったリアフェンダーです。
これは叩き出してパテを盛るしかない!!
写真はとりあえずフェンダーアーチや叩けるところを裏からハンマーで叩き出し、パテを盛るために必要なところの塗装を剥いだところです。
このように、赤印のところに残った叩き出せなかった凹みをパテを用いて埋めていきます。
追>>パテ塗った後から部室にて板金ハンマーなるものを発見!!これがあればもっと綺麗に叩き出せたじゃないか!!
3
盛るぜぇ~!!超盛るぜぇ~!!
(注:写真は研磨後です)
ちなみに、真ん中付近のパテの色が違うのは、当初ホルツのパテで盛ってたんですが足りなくなってしまい、急遽後輩の持っていた業務用の板金パテを拝借。
ぶっちゃけ、業務用パテのほうが盛りやすい気が・・・・
盛り方としては、始めは空気を抜くように塗りつけていき、仕上げはボディに対し平らになるように整形してやると、後々の研磨作業が楽になるし気泡も入りづらくなります。
あと、パテは乾燥後少し痩せるのでそれも考慮して盛りましょう。研磨も凹みを慣らそうと躍起になって削り過ぎないように、、、
以上のことに気をつけないと、
研磨→盛りなおし→研磨→盛り(ry・・の無限ループになりましたヽ(`Д´)ノ
4
パテであらかた整形したら、続いてサフ吹きです。ちなみにパナロックのサフは希釈率で薄付けスプレーパテとなる優れもの、これで気泡穴を潰していきます。コツとしては多少垂れても後で削ればいいので、穴に打ち込む感じで吹き付けます。穴の周囲も嵩が増えるのでだいたい埋まってきたかなぁ~あたりで一度削ってください、これで穴が消えていればokです。
(削らず吹き続けるとえらい厚盛りになりますので注意!!)
穴が埋まったら最後にサフをだいたい2~3回吹いて、表面を研磨して慣らします(濃色なので#600~#800くらい)
あ、この後の塗装のときもそうですが、サフや塗料を塗る前の脱脂はちゃんと行いましょう。でないと大変なことに・・・
5
いよいよ塗装です。今回は2液混合のウレタン塗料を使いました。
塗る工程としては、まず最初は薄くまんべんなく吹きます。ちなみに、一発目は絶対に塗料は薄くしかのりません!!
「あれ? 全然色つかないけど薄いのかなぁ~」とかいいながら頑張っては駄目です!!
間違いなく垂れます!!!!
結果写真のように削る羽目になりますorz
ガンの吹き加減や吹くスピードは、気温や湿度や塗料の種類や希釈率でかなり変わりますので、状況に応じて調整してください、どこかに試し吹きしたりして調整しましょう。
6
色は2回目以降から薄く吹いてもちゃんとのってくるので、焦らずに3~4回塗ります。だいたい4回目あたりで艶が出るように"少し"多目に吹きます。これも調子乗ってると垂れます。写真のように(笑)
7
仕上げにクリヤーを吹きます。ココで大切なのは、最後に塗った塗装が指触乾燥(だいたい指で撫でるくらいなら大丈夫だけどまだ乾いてないよ状態)でクリヤーを吹き付けることです。
この塗料でこの時期だとだいたいの目安として20分~30分くらいです。
研磨の手間をなるだけ省きたい場合はクリヤーを垂れる一歩手前くらいまで吹くとかなり綺麗な艶が出ます。
そんな自信ないよ!!ってひとは、諦めて数回厚塗りしてから、#1500→#1800→#2000→コンパウンドで頑張りましょう。
自分はビビッて諦めました。
写真はクリアー吹きつけ直後です。近くでみるとかなり斑状なのがバレバレですね。ってかクリヤーの霧で周りが・・・(^^;
このあと研磨して完成ですが、ある程度表面が乾燥したあとにハロゲンヒーターなどで遠くから焼き付けると塗装が丈夫になります。が、距離が近すぎたりして急激に暖めると塗装が割れるので注意してください。
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