秋晴れの日和。 赤とんぼの舞うつくばサーキットで、まる一日ジムカーナに打ち興じました。 下妻はとにかく空がでかい。見渡す限りまったいらな平野で高い建物もまったくないので、ぐるり360度の地平線から上は、全部、空。 よく晴れた今日、その空にはさまざまな雲がちりばめられて、まるで雲図鑑を見ているような。 どうしてまあ、あのいわし雲というのは、ああも不思議な規則性を呈するものなのか。 いや、まあ、うち帰ってから調べたんでいちおう理屈はわかりましたけど、理屈が飲み込めても現象から受ける不思議な印象はいささかも損なわれることはありません。 ほかにも、ナイキのマークみたいなのが幾重にも連なっている雲とか(鉤状巻雲と呼ぶそうですが)、あるいは、まあ細かいところは忘れましたが、とにかくいろいろな雲が周囲を取り巻いていて、つくばサーキットから常磐道までの帰り道はまったく飽きることがありませんでした。 そしてまた、雲間に上弦の月がぽかりと浮かんでおったのですよ。 今日はほんと、一日空を眺める日でもよかったくらい。 いや、ジムカーナはたいへん楽しかったんですけどね。サイドターン習得はまだ道半ばですが、光明は見えました。回数重ねてコツをつかむしかない。