エアコン修理(総交換)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
エアコンの電磁クラッチ破損の原因というか、エアコンが効かない原因がリキッドタンクかエキスパンションバルブの詰まりとわかったためこれらの部品を交換することにした。
まずはエキスパンションバルブを交換するためにエバポレータの取り外し。
グローブボックスとその取り付けステー、上部の書類棚を取り外します。
その後、内外気切り替えユニットとエバポレータを接続している金属バンドを外しワイヤーを外しM6の取り付けボルトを1本外して内外気切り替えユニットを取り外します。
2
エバポレータを外す前にエンジンルーム側にあるエアコンの配管を外す必要があります。
簡単に外れると思ったら固くてフィッティングが緩まない!
力を入れやすいようにストラットタワーバーのバーを外してやりましたがびくともしない。このあとイグニッションコイルも外して力いっぱいやっても駄目、アジャスタブルレンチにパイプをかまして延長しても駄目、最後はやけくそでパイプレンチまで使いましたが駄目。無理やり回そうと力を入れたため、最後はアルミのパイプが捻れてパイプ径が半分に潰れてしまいました。
もうこのエバポレータは使えない。
思いっきり凹・・・
3
使えないとわかった以上、回すのはあきらめて鉄のこで切ってしまいました(泣)
さてどうするか。エバポレータが使えなくなってしまった以上、このまま直すのはやめて新冷媒に切り替えることにしました。
コンプレッサーは既に入手しているので後はエバポレータ、コンデンサー、リキッドタンク、それと旧冷媒と新冷媒では配管のフィッティングが違うので配管も交換する必要があります。(全部じゃん)
とりあえず、本日は旧冷媒のコンプレッサーから新冷媒のコンプレッサーに交換するだけとしました。
4
エバポレータの配管が外れたのでエバポレータを止めてるM6のボルト1本とナット1個を外してエバポレータを取り外します。新冷媒用のエバポレータを入手するまではこのままの状態となるため配管の穴とドレーンホースの穴をガムテープで塞いでおきました。
5
さてコンプレッサーの交換ですがコンプレッサーの上部にあるボルトの取り外しがネックになるかと思います。
インタクーラを外して上から覗いてもコンプレッサーの影さえ見えない・・・
6
とにかくエアコンを駆動しているベルトも外さなければならないのでいつものようにバンパーを外し右のヘッドライトを外しスロットルバルブを外してベルトのテンショナーを緩めてブラケットを外しベルトを外します。
さてコンプレッサーにアクセス方法は色々あると思いますが今まで整備手帳に載って無い方法で試して見ました。実は前回の電磁クラッチの交換時に発見した方法です。
まず燃料の配管とPSポンプの接続されてるコネクター、インジェクターのコネクター、吸気温センサーのコネクターを外してハーネスを外しデリバリーパイプを止めてるM6の2本のボルトを外してデリバリーパイプとインジェクターを取り外します。
取り外したらエンジンの中に異物が入らないようにすぐにガムテープを使ってインマニあるインジェクターの穴を塞ぎます。(この穴に何か落としてしまったら・・・、考えただけでも恐ろしい!)
さてオルタネータの取り付けボルトを外してオルタネータを少しずらしたらコンプレッサー上部の取り付けボルトが見えてきました。
7
オルタネータも外して邪魔にならない位置に移動させます。
邪魔なデリバリーパイプが無いのでオルタネータを止めてる回り止め付きナットも手で支えることができますのでオルタネータを外すだけの場合もこの方法が使えると思います。
これでコンプレッサー上部のボルトを外してステーも外すことができます。ギヤレンチとラチェットは72ギヤを使っていますがこういう狭い所の作業では本当に重宝します。
下側の2本のボルトは下側から何の問題もなくアクセスできます。次の難関はコンプレッサーの抜き取りです。それは次回に。
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